紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

■ 我がふるさと 劇団紀州 和歌山県・海南・すわん江戸村 2019/12/08

〇まいどおおきに〜ひさしぶりにやって来ました。

★ すわん江戸村については雑誌カンゲキ8月に特集が掲載されている。

 

〇劇団犬 スーパー石松の勇姿

カメラを向けると早速、芝居をやってくれました。

大衆演劇ファンならわかるかと思いますが『焔魔堂の最後』のワン(犬だから)シーンを演じているのだろうと思います。

 

〇スーパー花形・天龍地そらさんが退団される、さみしいが新たな門出を祝いたい。

 

〇いくつかの出張イベントを紹介する

橘小寅丸のゲスト出演もある

15日は江戸村は休演、ディナーショーで劇団紀州が「一本刀土俵入り」をやります。

〇すわん江戸村は毎日盛況、年末公演は「通天閣高い」

〇クリスマス、イベント公演は橘小寅丸、なおと、遙未来も出演

 

 

 

〇来年には客席が順次、手作りで椅子席に改装されるらしい。

 

 江戸村が制作した商業映画作品が来年から一般公開される。

必見だ、夢は和歌山から世界に広がる

 

毎週月・火・水 休演

   金・土・日の昼/1300 /1800

外部公演もあるので詳しくは電話で確認…073-482-5758

和歌山県海南市且来645-1

 

メンバーは師匠・市川昇次郎を慕って全国から集まって来ている。

今日も大入りだ

ここのスタイルがこれからの大衆演劇の一つの形だ。

 

メンバー

天龍地そら  

市川昇  

市川福介

市川勇車  

市川太仁志  

市川あつし

なおと

市川こより

歌手・春菜美保

ほか

 

後見/市川昇次郎

 

芝居「残菊物語」(71)

55

大壇那‥天龍地そら

お徳‥春菜美保

若旦那菊之助‥市川昇

ほか

 

(あらすじ概略)

・歌舞伎界の名門音羽屋五代目尾上菊五郎の息子の尾上菊之助その妻お徳の身分違いの悲恋を描くはなし。

 

尾上菊之助は歌舞伎の名門、五代目菊五郎の後継者として苦労なく育ち、外の批判は耳にに入れず驕慢になっていた。

 

それをたしなめたのは弟の乳母、お徳であった。やがて、菊之助は芸を磨くのに精進するようになり、二人の間に愛がめばえる。夫婦になりたいとの菊之助の申し出を言下に拒絶し、怒った父は菊五郎を勘当する。

 

やがて、二人は大阪に行くことに。最初は大阪の劇団の舞台に立っていた菊之助だったがやがて地方まわりの劇団の舞台になり、大舞台にも立つ。どの舞台にも陰で支えるお徳の姿があった。

 

身に染む苦労でお徳は胸を病んでいた。そんな折、お徳の尽力もあり、東京での舞台復帰の話が持ち込まれる。

それを願いつつお徳は身を引く。

 

帰った菊之助は悲嘆にくれるが、両親によって劇団に連れ戻される。劇団に戻った菊之助は修行の甲斐あって、芸の腕上がったと評判をとっている。

 

菊之助が大阪興行の日、病床のお徳の世話をしていた下宿の主人がお徳の危篤知らせにくる。

聞いた菊之助は船乗り込みにメドをつけお徳の元にかける。

 

菊之助が駆けつけ、お徳を抱きしめ勘当が許されたことを告げる。いまわのきわに、「音羽屋!」と力の限り叫び果てるお徳。

 

*頼りなさと一本気の歌舞伎役者菊之助、大役者にすべくどこまでも陰で支える純粋なお徳。

市川昇と春菜美保が好演。

 

舞台口上   市川勇車

・イベント紹介

・前売りチケット1500

・期間なしで利用可能。

グランドレビューショー  (72)

ラストステージ   まつり

【画像】

ここが私のヒーリングスポット&パワースポットすわん江戸村・紀州屋良五郎