紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 珠玉の台詞が胸に刺さる 劇団紫吹(紫吹洋之介) 九条笑楽座 2021/01/18

〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます。

☆ 本日は菊也まつり

 

〇 九条笑楽座 スケジュール

 

 

 

夜の公演はなし

1540分ごろからイブニング追加ショー  1000

*イブニングショーにも舞踊劇があります

 

 

メンバー

紫吹洋之介

茜大介

愛染菊也

紫水凪咲(しすいなぎさ)

紫吹未美(しぶきみみ)

染弥あかり

若葉隆之介

ほか

 

 

顔見せミニショー  

 

芝居「天竜しぶき笠」

【キャスト】

源太郎愛染菊也

おみさ紫吹未美

新吉染弥あかり

おせき紫水凪咲 

清次茜大介

山新之助若葉隆之介

兄貴紫吹洋之介座長

 

〈あらすじ〉

省略

書きれない  決まる芝居  さすが劇団紫吹

ザ・大衆演劇の真髄

 

舞台口上   座長 紫吹洋之介

*この劇団はきっちり「舞台口上」

・言葉が細かいところまで行き届いた座長なのだ

・ゲスト出演の紹介 

・前売り券&グッズ販売

◎これからのゲスト

 

 

22

劇団結禾座長、千道

 

23日、24   *夜の部あり  1630分はじまり

劇団結禾座長、千道

劇団正道座長、司大樹

 

25

幸の丞

新海輝龍

 

26日、27

劇団要座長、長谷心平

 

 

舞踊ショー 

 

【画像】

大衆演劇の原点、若葉しげるの藝魂を受け継ぐ劇団紫吹・紀州屋良五郎

▩ 映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』を見た

◯ まいどおおきに映画メモでおます~かわった趣向の映画だが…

 

 

 

 

STORY

世界18カ国でリメイクされたイタリアのコメディ映画「おとなの事情」の日本版。1年ぶりに再会した3組の夫婦と独身の小山三平(東山紀之)がパーティーを楽しむ中、ある人物の提案をきっかけに、スマートフォンに届く電話やメールを公開し合うゲームが始まる。隠し事は何もないと言いつつも、実は全員が誰にも知られたくない秘密を抱えており、通知が届くたびに彼らの緊張感は増していく。やがて、あるメールによって楽しいはずのパーティーは大混乱に陥ってしまう。

キャスト

東山紀之常盤貴子益岡徹田口浩正木南晴夏淵上泰史鈴木保奈美室龍太桜田ひより

スタッフ

監督:光野道夫
脚本:岡田惠和
音楽:眞鍋昭大
撮影:須藤康夫
映像:佐藤隆彦
照明:海保栄吉
録音:渡辺丈彦
美術:吉田敬
デザイン:荒川淳彦
記録:荒澤志津子
編集:涌井真史
VFXスーパーバイザー:石井教雄
選曲:谷口広紀
音響効果:西垣尚弥
助監督:佃謙介
制作担当:横澤淳
ラインプロデューサー:武石宏登
協力:XPERIA
製作総指揮:ウィリアム・アイアトン
プロデューサー:上木則安、栗原美和子山崎淳子

 

◯所感◯

 

だれもが秘密をもっている。そんなことは当たり前だ。すべてを明らかにすることでなにがうまれるというのか…夫婦であろうと、親友であろうと。

 

そこになにかおもしろいものがあるというのだろうか。ひとつひとつ嘘がバレて裸になっていくことの何がおもしろいか私には理解出来ない。三流の芸能レポーターのバラエティ番組をみているような映画だ。

 

すべてを剥ぎ取られてもそこに裸の自分がいる限り失うものはないという極限の生き方をしたいと思うだけだ。いや、うしなっても生あるかぎり自分はありつづける。

 

一瞬の命ははかない。なにを恐れるのかそれはきっとまだまもりたい何かがあるからだろう。それはちっぽけな「プライド」だろう。

 

生と死の間でギリギリに生きている人にとって実につまらない映画だ。

これは、外国映画の二番煎じの映画でコストも中身も最も安上がりの作品だ。

損を覚悟で見る映画だ。

▩ コロナに負けるな・大衆演劇 ! 春陽座 明生座 2021/01/14

〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます。

★ 本日、大阪・緊急事態宣言発令!客席厳しく

しかし、舞台は熱い。少人数のお客様が10倍の拍手を贈る。

☆ 明生座 スケジュール

2  劇団花組むらさき

3  剣戟はる駒座

 

 

 

☆ 春陽座 スケジュール

2  高槻千鳥劇場

3  羅い舞座堺駅

 

メンバー  (雑誌カンゲキ)

劇団責任者 澤村新吾

二代目座長 澤村心

澤村京弥

澤村煌馬 

澤村かな

澤村美樹

澤村みらい

澤村姫々

澤村愛夢(あんず)

澤村優夢(ゆず

  

 

 ☆顔見せミニショー

 

〇芝居「籠や勘助兄弟籠」 

・主演  澤村心  

  

澤村心‥籠や勘助

澤村京弥‥黒木屋の番頭

澤村かな‥黒木屋の娘

澤村煌馬‥籠や助七

ほか

 

▩あらすじ▩

 

一儲けしようと算段した男たち、妙案があると思いたった。それは黒木屋の娘をかどわかし金にすることだったが邪魔が入った。それは、籠や勘助の兄弟だ。

 

弟が客を守らねばならんとひと働き。

 

弟が奮闘している間に兄が50両が入った財布を拾った。見れば黒木屋さんのものとわかる。これが縁で黒木屋のお嬢さんは籠や勘助の弟にぞっこん惚れちゃった。

 

番頭が礼の品を持って籠や勘助の店にお嬢さんを連れて訪ねる。

 

縁談をまとめる為だ。ところがここで話がややこしい。

 

番頭の勘違いでお嬢さんが惚れたのは弟なのに兄に話をつけてしまうというもの。

喧嘩家五郎兵衛ににた作りの話。

 

まあ、軽妙版と思いきや。さすが、春陽座は細かい演出が更に巧みだ。兄はたらいに映った我が顔を見るとあざがある。まざまざと見る勘助。

 

 「人三化七」と人が言うと呟き。弟、助七を説得するや弟、助七は顔の傷の因縁を持ち出し辛い思いを語るのであった。

 

晴れて、弟、助七はお嬢さんと添い遂げる話がまとまり、めでたしめでたしではなく、キチッとしたオチが待っていた。後は舞台で‥

 

 

*ベテラン澤村心座長と澤村京弥の掛け合いに妙味があり芝居の厚みが増している

 

 

〇劇団口上   澤村心座長

・スケジュール紹介

・前売り券&グッズ

 

〇グランドショー  

ラストショー「花魁ショー」

 

【画像】

春陽座の芝居はどんな芝居も隠し味の効いた深みある老舗の味がする・紀州屋良五郎

▩ 映画『ひとくず』を見た これほど人に寄り添う映画はない

◯ まいどおおきに観劇メモでおます~まいどおおきに映画メモでおます

 

 

ひとくず

2019年/日本/117分

監督上西雄大

出演上西雄大、小南希良梨、古川藍、徳竹未夏、城明男、税所篤彦、川合敏之、椿鮒子、空田浩志、中里ひろみ、谷しげる星川桂、美咲、西川莉子、中谷昌代、上村ゆきえ、工藤俊作、堀田眞三、飯島大介、田中要次、木下ほうか

公式サイトhttps://hitokuzu.com/

少女を地獄から救ったのは、人間のくずだった――生まれてからずっと虐待の日々が続く少女・鞠。食べる物もなく、電気もガスも止められている家に置き去りにされた鞠のもとへ、犯罪を重ねる破綻者の男・金田が空巣に入る。幼い頃に虐待を受けていた金田は、鞠の姿に、自分を重ね、社会からは外れた方法で彼女を救おうと動き出す。そして、鞠の母である凜の恋人から鞠が虐待を受けていることを知る。虐待されつつも母親を愛する鞠。鞠が虐待されていると確信した担任教諭は、児童相談所職員を連れてやって来るが、鞠は母の元を離れようとせず、保護する事ができずにいた。金田は鞠を掬うため虐待をする凜の恋人を殺してしまう。凜に力ずくで、母親にさせようとする金田。しかし、凜もまた、虐待の過去を持ち、子供の愛し方が分からないでいた。そんな3人が不器用ながらも共に暮らし、「家族」の暖かさを感じ本物の「家族」へと近付いていく、、、。

舞台挨拶
1/9(土) 13:50
古川藍さん
徳竹未夏さん
吉村ビソーさん
上西雄大監督(リモート)
1/10(日) 13:50
古川藍さん
楠部知子さん
上西雄大監督(リモート)
1/11(月祝) 13:50
古川藍さん
徳竹未夏さん
上西雄大監督(リモート)
1/12(火) 13:50 ミニライブ
古川藍さん
徳竹未夏さん
梁原三さん
上西雄大監督(リモート)
1/13(水) 13:50
古川藍さん
徳竹未夏さん
上西雄大監督(リモート)
1/14(木) 18:30 ミニライブ
古川藍さん
梁原三さん
山崎真美さん(リモート)
1/15(金)18:30
古川藍さん
草刈健太郎さん(支援者、カンサイ建装工業株式会社社長)
吉村ビソーさん
上映スケジュール
1/9(土)~13(水) 13:50
1/14(木)・15(金) 18:30
1/16(土) 14:05
1/17(日) 16:50
1/18(月)~20(水) 16:00
1/21(木) 休映
1/22(金) 16:00
以降未定
WEBチケットについて
料金
一般 1,800円
シニア 1,100円
専門・大学生 1,500円
中学生・高校生 1,000円
小学生以下 700円
会員 1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引

 

 

 

 

◯ 幼児虐待がテーマではあるが人の生き様と極限での人の暖かさを描いているぬくもりの映画である。

◯ これほど魂が揺さぶられる映画をわたしは知らない熱い涙と感動でしばらく立てなかった

 

 

 

 

◯ 激しくおすすめしたい作品だ。ただしやっているところが少ない。草の根を分けて探してでも見るべきだ。

 

 

 


〇 大阪十三・セブンシアターでの舞台挨拶  監督はリモートで参加

 

 

 

 

 

〇 私は毎月、大衆演劇の舞台を中心に数多くの芝居を見ている。

 

映画を見ていてもどうしても芝居を見る時のような癖が抜けないのだ。

 

そういう点でこの映画を見ていると、とても「劇的」なのだ。

 

一つ一つのシーンに役者の表情で演技の深さを感じる点や、こういう設定なら泣くしかないだろうという「仕掛け」があって芝居を見ているように楽しい。

 

やはり監督が劇団を主宰する役者さんでもあるからだろうか。金正と出会ってからの鞠とその母の変化がたまらなくやさしくて、いとおしい。

 

反発の気持ちに抗いながら。互いに求めてきてやまない「家族のかたち」が三人の中に芽生えていく。最高級の演出に拍手を送らざるを得なくなる。

 

出所シーンはまるで大衆演劇の「愁嘆場」を見る思いがして思わず唸った。
そして、涙が溢れた。
 
上西雄大監督、ありがとう‥、感謝。

▩ 紅梅祭(女優の日) 花柳願竜劇団 香芝天満座 2021/01/11

く☆見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます

芝居は勿論、ショーもいい。もっともっと見て欲しい劇団。

この劇団でしか見れないオールメンバーの生バンド演奏、イリュージョンショーとめずらしい外題の数数。

公演実績は全国区。大衆演劇ファン必見!

☆ 本日は紅梅祭、餅まき

 

【劇団スケジュール】

・未定

 

【劇場スケジュール】

02 劇団紫吹

03 劇団都

 

メンバー

座長  花柳願竜

若座長  花柳竜乃

花形  二代目 香賀峰子

花柳さつき

若頭 あつし

潤平

 

【ゲスト出演】

三ツ矢劇団 三ツ矢春馬

 

顔見せミニショー

・ラストは「関東春雨傘」

 

芝居「銀のかんざし」

松竹新喜劇の定番  花柳劇団の新作

 

▩配役▩

 

花柳さつき‥おかつ

花柳竜乃‥清之助

香賀峰子‥髪結い梳き子  おみつ

三ツ矢春馬‥

潤平‥客の石井

あつし‥家主の本田&梳き子のおさよ

花柳願竜‥おみつの兄・土田

 

ほか

 

▩あらすじ▩

 

渋谷天外(館直志)原作。松竹新喜劇 

 

清之助‥花柳竜乃

おかつ‥花柳さつき

 

髪結のおかつの亭主、清之助は腕の立つ大工だが、今では「髪結の亭主」の典型のような男。働かずにおかつに食べさせてもらっている。

 

井戸から探していた簪が見つかった場面から。

 

街の人たちはおかつのあまりの清之助への偏執、独占欲に辟易している。

 

井戸から見つかった銀のかんざしをおかつに渡す清之助。礼を言いに行くという清之助をやっかみから差止めるおかつ。髪結いが男に惚れると駄目になると客になじられる有様。

 

---------

 

髪結いの店の場。

二人の絶妙な芝居。おかつ&清之助。

 

おかつの髪結床も最近はめっきり客が減っている。というのも、おかつが本業そっちのけで清之助にかかりっきりなためだ。この日も客をそっちのけで亭主の機嫌をとるおかつ。  

 

------------

 

家主がおさよの兄貴を連れてきた。

二人を引き裂く魂胆だ。

 

客が減ったため、給金も払ってもらっていないという。それを聞いて驚く清之助。おかつもしぶしぶそれを認める。家主の本田は一計を案じていた。

 

清之助を元の棟梁・大松組のところでふたたび働かせ、さらには彼を母のもとに戻すというもの。もちろん清之助とおかつにはそれを隠し、表向きは二人が一ヶ月だけ離れて暮らすことを「提案」。清之助は土田のところで働くということにしておく。おかつも折れる。

 

------------

 

清之助はそういう「企み」を知らずにおかつと別れ、土田のところに行く。というのは表向き。実際は元の棟梁のところに戻る。棟梁は清之助がおかつと一緒になるのに反対だったので、おかつが無理に清之助を辞めさせたのだった。

 

・一月の歳月ながれ‥

 

減っていた客も戻ってきて、おかつの髪結床は繁盛している。あれから一ヶ月経ち、清之助が戻ってくるのを楽しみにしているおかつ。

 

ところが実際には清之助が元の棟梁のところで働いているという情報を、豆腐屋が漏らす。そんなはずはないと打ち消すおかつだが、心配になる。彼女が出かけたところに梳き子のおさよがもどってきて、もう一人の梳き子、おみつに、兄と家主との共謀を打ち明ける。

 

それのみならず、家主が清之助を別の女と結婚させようとしていると伝える。おかつの狂暴な怒りを怖れた二人、逃げ出そうとしたところにおかつが戻る。

 

問いつめられて、おさよは兄たちの「共謀」、そして清之助に縁談が持ち上がっていると白状。それを聞いたおかつ、一升瓶にどんぶりでやけ酒をあおる。

 

*この酔いつぶれるやけっぱちのおかつを素晴らしい演技で‥花柳さつきの真博の芝居だ!

 

酔った勢いで剃刀を持ち出し、土田のところへと飛び出して行く。

 

〇そこへ家主の本田と清之助が戻って来る。おかつが剃刀を持ち出して「なぐりこみ」をかけたと聞かされた清之助。本田に抗議する。そこまで深く深く惚れられた男の冥利を説く。

 

おかつが土田たちに連れ戻される。

ここからが最大の見せ場。

 

二階にあった丑の刻参りの藁人形。それを見た清之助。愛しくなったと‥

 

酔いつぶれたおかつに向かって、清之助は「おまえだけがわしの女房や」と告白をする。その清之助にすがって大泣きするおかつ。ここでの二人の演技と迫力は絶賛だ!

 

幕。

 

 

舞台口上    若座長・花柳竜乃   

・前売り券販売

・イベント紹介

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞踊ショー  

・オープニング   

・ラストショー    島田のブンブン

 

【画像】

花柳願竜の細かい芝居づくりには唸らせるものがある劇団だ。長年積み上げた労苦が光っている・紀州屋良五郎

▩ 劇団天華(澤村千夜)ファイナル公演 堺東羅い舞座 2021/01/05

〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます

 芝居とショーの2部構成

 

⭕️初日より大入りやむことなし

 

 12月〜1月の2カ月公演。20211月で劇団は休団を予定。

【堺東羅い舞座の予定】

2 浅井&逢春座

 

メンバー  (カンゲキ誌転載)

座長 澤村千夜

花形 澤村悠介

喜多川志保

澤村龍星

澤村怜華

蘭竜華

ゲスト出演

早乙女紫虎

 

特選狂言「面影の街」

 

 キャスト

澤村千夜‥百姓の男

澤村悠介‥手代の新吉

喜多川志保‥女将

澤村龍星‥丁稚

蘭竜華‥榊原家用人侍

早乙女紫虎‥番頭の重七

〇〇〇‥お嬢さん

ほか

 

(あらすじ簡略・所感メモ)

 

*時代劇サスペンスともいうべき見応えがある作品だ。

 

・お嬢さんが手代の新吉に惚れ、見込まれた新吉は承諾する。おもしろくないのは身代を狙ってこの家敷に番頭として入り込んだ男、重七だった。 

 

しばらくして亀井戸家の用人が尋ねてきて家の若君が惚れたとかで縁を結びたいとの話。ところがきいてみれば、どこぞの手代との縁結びとか思案にあぐねたところ悪知恵を授ける男がいた。

 

それが、あの番頭の重七だった。悪知恵とはご用人が財布を忘れたと仕込む。それを手代の新吉に届けさせる。が、賢明な手代は財布の中身を皆に確かめさせる周到さ。中身は七両二分。

 

出会いの場所にさしかかると年老いた百姓と出会う。その男、カネの為に命を捨てねば成らぬ経緯があると聞いて新吉は潔く恵んでしまう。これも全て番頭の図りごとなのだがこれには大きなどんでん返しが待っていた。

 

出会った百姓は元を正せば手代新吉の兄だった。

ここから話が益々おもしろくなるのだ‥

 

ここから先は舞台でご覧頂くことにいたしましょう!

 

 

*みな芸達者だ、間と息が笑いのリズムになっている。劇団天華のレベルの高さの一端が見える芝居となっている。

 

◎座長口上  澤村千夜 座長

・演目紹介

・前売り券&グッズ販売

 

5月までの公演劇団がずらりと

 

グランドショー 

 

ラスト  「アゲアゲ!」  

 

【画像】

これだけの人材揃いの劇団だ。活動休止で行く末が気になって仕方がない。新天地でのご大成を祈るばかりなり・紀州屋良五郎

▩ 映画『新感染半島 ファイナル・ステージ 』を見た

◯ まいどおおきに映画メモでおます~『新感染半島 ファイナル・ステージ 』を見た

◯ いや~映画ってすばらしいですね、とくにカーチェイスシーンには度肝を抜かされましたね。

このハラハラする映画に子どもを準主役にする気の利いた演出は拍手を贈りたいほどです。

 

 

 

STORY

「半島」を襲ったパンデミックから4年。香港に逃れた元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)は、任務のために半島に戻ってくる。その任務とは、3日以内に大金を積んだトラックを回収し、半島を脱出するというもの。ジョンソクと仲間はウイルスにより凶暴化した人間たちから逃れ、トラックを回収。しかし民兵集団に襲撃され、トラックも奪われてしまう。

キャスト

カン・ドンウォンイ・ジョンヒョン、クォン・ヘヒョ、キム・ミンジェ、ク・ギョファン、キム・ドゥユン、イ・レ、イ・イェオン

スタッフ

監督:ヨン・サンホ

上映時間
116分
 
❒感想❒
 
◯ 百聞は一見です。ぜひ見てください。筋は簡単なのですがアクション、特撮、ドローン、場面展開、かなりのスピードで迫ってきます。
 
おびただしいゾンビの群れと激しいアクション、見せ場もたっぷりです。
 
もちろん仮想ですが、ウイルスによって韓国が廃墟と化す設定なのですが最後の脱出者を受け入れる先が北朝鮮でもなく、日本(日本は拒絶)でもなく香港だというのがおもしろい。
 
さらに、ウイルスが変異、凶暴化して人をゾンビにするというのも奇想天外ながらひょっとしてとも思わせおぞましい。破天荒な妄想が拡がり中々たのしめる。
 
さらに、ネタバレになりますが脱出劇のラストで手助けするのはUN(国連軍)というオチがつきます。まるでアメリカ映画をみているようだ。