紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 映画 『i (アイ)ー新聞記者ドキュメントー』を見た

〇まいどおおきに〜映画メモでおます

 

以下、第七芸術劇場サイトからの引用です

 

 -新聞記者ドキュメント-

2019/日本/スターサンズ配給

監督  森達也

出演  望月衣塑子

公式サイトhttp://i-shimbunkisha.jp/

 

『新聞記者』は序章に過ぎなかった――

官邸記者会見で鋭い質問を投げかける記者・望月衣塑子

なぜ彼女ばかりフューチャーされるのか

彼女は特別なのか?

メディアの有り様に一石を投じる社会派ドキュメント

蔓延するフェイクニュースやメディアの自主規制、民主主義を踏みにじる様な官邸の横暴、忖度に走る官僚たち、そしてそれを平然と見過ごす一部を除く報道メディア。

 

そんな中、既存メディアからは異端視されながらもさまざまな圧力にも屈せず、官邸記者会見で鋭い質問を投げかける東京新聞社会部記者・望月衣塑子。

 

果たして彼女は特別なのか?そんな彼女を追うことで映し出される、現代日本やメディアが抱える問題点の数々。

 

本作の監督を務めるのは、オウム真理教の本質に迫った『A』『A2』、ゴーストライター騒動の渦中にあった佐村河内守を題材にした『FAKE』などで知られる映画監督で作家の森達也

 

 

この国の民主主義は本当に形だけでいいのか、メディアはどう立ち向かうべきか。これまでも一方的なメディアの報道のあり方に疑問を呈し、情報により変容する日本社会を浮き彫りにした作品を多数発表してきた森達也監督の真骨頂ともいえる新たな手法で、望月記者の姿を通じて日本社会が抱える同調圧力や忖度の正体を暴きだす。

 

 

 

 

官房長官前川喜平、籠池夫妻など、ここ数年でよくメディアに登場した渦中の人間が続々と登場。報道では決して映し出されない、現代日本の真の姿。既存の社会派ドキュメンタリーとは一線を画する、新たな社会意識をもった前代未聞のドキュメンタリーが誕生した。

 

 

上映スケジュール

11/16()

10:00

第七藝術劇場6階)

 

12:15

シアターセブン(5階)

 

14:30

第七藝術劇場6階)

 

19:30

第七藝術劇場6階)

11/17()

10:00

第七藝術劇場6階)

 

12:15

シアターセブン(5階)

 

14:50

第七藝術劇場6階)

 

17:10

第七藝術劇場6階)

11/18()22()

10:00

第七藝術劇場6階)

 

12:15

シアターセブン(5階)

 

14:30

第七藝術劇場6階)

 

19:10

第七藝術劇場6階)

11/23()24()

10:00

シアターセブン(5階)

 

12:05

第七藝術劇場6階)

 

16:55

第七藝術劇場6階)

 

19:20

シアターセブン(5階)

11/25()29()

10:40

シアターセブン(5階)

 

12:05

第七藝術劇場6階)

 

16:30

第七藝術劇場6階)

 

19:20

シアターセブン(5階)

以降、時間未定

 

 

料金

一般

1,800

シニア

1,100

専門・大学生

1,500

中学生・高校生

1,000

小学生以下

700

会員※

1,000

 ナナゲイ・シアターセブン、どちらの会員様も割引適用

 スタンプは各館のみ押印

 劇場招待券は各館のみ使用可能

532-0024 大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ6F

TEL06-6302-2073

 

見応えのある作品だ。

この種の映画が大きい劇場で上映されることは今まで稀だった。

時代は確かに変わりつつある。

結末部分が印象的でとても共感できる。

 

右派も左派も集団となって動くところに大きな誤りをもたらし、やがて自ら考えることを捨て組織の盲従となる。

集団の中に身を置くより、ひとりの人間として、群れずに時代の中に身を置き自らの意思で道を見極め歩みを進めたい。

権力は必ず腐敗する。そのことを示唆するいい映画だ。生きる糧となる映画だ。

 

紀州屋良五郎