紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 第860回 田辺寄席 桃ヶ池市民センター 2019/11/16 土曜昼席

見てもろておおきに〜まいどおなじみの寄席のメモでおます

 

 

 

か〜るくたっぷりの会《笑福亭鶴志の段》

 

恒例の地域落語会も不定期に通っています。

 

上方の落語家は一度はここの舞台を踏んでいる。衰退期も支え続けて、今日がある。草の根のファンの力である。

 

会員になると1200円とは安いやおまへんか。

 

本日の出し物

※田辺寄席ニュース「寄合酒」を参照

 

開口0      桂文太 

盲導犬カレンダー1000円で販売中 チャリティー

・出演者の出囃子実演

    笑福亭飛梅  石段

    笑福亭鶴志  のっと

    笑福亭松五  東京節

    桂文太  さわぎ

    先日亡くなった桂三金さんの出囃子を実演し

    追悼する

 

「動物園」   笑福亭飛梅(松枝門下)

・演者によって微妙に違うところを楽しむ

飛梅の名は前職がとび職だったところに由来する。

 

「平の陰」  笑福亭鶴志(六代目松鶴門下)

・イントロで大須演芸場に出演した時のエピソードを少し

 

 

「松島心中」  桂文太(五代目桂文枝門下)

・品川心中を大阪に場所を移したはなし

桂文太さんは数々の江戸落語上方落語にリメイクされている

 

(仲入り)

 

「書き割り盗人」  笑福亭松五(松枝門下)

・〜のつもりになれたら人生は何度も楽しみが増える。

 落語を聞いたつもり‥で田辺寄席に行かないと大久保さんに叱られる。

・3D画法で書くことができればこの落語が現実化する

 

「三十石夢の通い路」  笑福亭鶴志(六代目松鶴門下)

・名人芸は情景が浮かんでくる

・最近、八軒家浜〜枚方までの舟が復活した(大阪水上バス)

・落語を聞きながら京〜大阪の船旅をしてみたい

http://suijo-bus.osaka/cruiselist/detail.php?seq=168

 

毎月、上方落語の達人と出会い噺に酔えるのは至高の喜び・紀州屋良五郎