紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

■ 島ノ内寄席 銭屋ホール 2020.01.25

〇まいどおおきに~寄席のメモでおます

 

 

 

〇 初笑い当たり年の会

 子年生まれの落語家が集合(月亭秀都を除く)

 

〇今日の出演者

月亭秀都

月亭文都

桂枝三郎

笑福亭晃瓶

笑福亭仁扇

 

 

〇木戸銭は前売2500 当日3000

  

 

月亭秀都   『桃太郎』

 

 

月亭文都   『鶴飛脚』

・男を鶴が飛脚屋に恩返しするけったいな噺

・しゃれがふんだんに入った噺

日航まで飛び出す

 

 

桂枝三郎   『つる』

・島之内寄席の変遷を自身の体験を交え語る

上方落語四天王の演じ分けでつるを口演

・四天王が共通して演じたといわれる『つる』

・あまりに特徴を捉えた演じ方に拍手喝采

・あまりにも唸らせる一席

   

 

仲入り

 

 

笑福亭晃瓶   『上燗屋』

笑福亭鶴瓶に入門して36年を迎えた

 

笑福亭仁扇    『壺算』

 

兄貴分が「二つもいらないんだ」と言うと、瀬戸物屋が大きな声で一言。お金も返すから!が江戸

 ・もうし、これなんという壺でんねん。と言うと、兄貴分が「それがこっちの思う壺や。上方落語

 
毎回、味わい深い上方落語の世界・紀州屋良五郎