紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 第868回 田辺寄席 桃ヶ池市民センター2020/02/15 夜席

見てもろておおきに〜まいどおなじみの寄席のメモでおます

 

 

 

 

恒例の地域落語会にほぼ毎回通っています。

 

 

 

上方の落語家は一度はここの舞台を踏んでいる。衰退期も支え続けて、今日がある。草の根のファンの力である。

 

 

会員になると1200円とは安いやおまへんか。

 

本日の出し物

※田辺寄席ニュース「寄合酒」を参照

 

開口0          桂文太 

・テーマは「ぼたもち

・演者の出囃子

桂治門‥石段

笑福亭智之介岸の柳

桂文太‥さわぎ

桂花団治‥白たえ

笑福亭伯枝‥陽気に行こう

「ぼたもち」が出てくる噺

 地元で作られている大根  田辺大根

 

 

 

 

 大根風呂イベントもある

 

 

いりふね温泉さん  銭湯 

 

ぜひ、入りたい!

 

 

「道具屋」            桂治門(小春団治一門)

 

 

「おごろもち盗人」   

笑福亭智之介(笑福亭仁智門下)

・仕草が落語のおもしろさを増す

 

 

「夢の革財布」  桂文太(五代目桂文枝門下)

・まくらがご自身の夢のはなし

・芝浜の上方版

・何度聞いてもあっぱれなかみさん。こんな嫁さんなら男冥利に尽きる

 

(仲入り)

 

 

「昭和任侠伝」    桂花團治(二代目桂春蝶門下)

・桂音也 作  

・おもしろいはなしなのだが最初聞いた頃からは時代状況やイメージが変わってしまった。義理人情の渡世人がいなくなり、あの世界も経済力と法に明るい人が勢力を握る。

 

 

「幸助餅」  笑福亭伯枝(六代目笑福亭松鶴門下)

松竹新喜劇のもとは落語か?

・藤山寬美の名演を彷彿とさせる

 

 

 

 

上方落語の学校が田辺寄席・紀州屋良五郎