紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 大衆演劇・近い芸能と客層の関心領域

〇まいどおおきに〜観劇参考メモでおます

 

例外は当然ある。一面的な見方ということを前提にご覧ください。もともとはっきりとした調査データなどありません。現場に足を運んでいると自然と集まられる方々の会話を通し耳に入ってくる情報があります。それらを突き合わせて見ますとぼんやりとした形が見えてきます。まぁそんな曖昧なイメージだとお考えください。

 

 大衆演劇に近い芸能と趣味嗜好

カラオケ  新舞踊   吉本新喜劇   松竹新喜劇  アニメ ゲーム

浪曲  漫才  民謡   マジック  大道芸  パチンコ  K-Pop  J-Pop  演歌

女性が9割

 

 落語・講談に近い芸能と趣味嗜好

文楽  歌舞伎  浄瑠璃  映画  漫談  活弁  能  狂言 オペラ クラシック

古典舞踊  太神楽  雅楽  相撲  競馬  男性6割

 

☆ 大衆演劇に以外と遠い関係にある落語と講談。大衆演劇と落語・講談は案外、親和性がなく相互の客層の移動はほとんどみられない。なぜだろうか‥歴史と発展過程に謎を解く鍵がありそうだ。

 

相互の領域をシャッフルするととてもおもしろい芸能としての進化があるように思えてきた。

 

紀州屋良五郎