まいどおおきに〜観劇関連メモでおます
東京国際フォーラムや東京ドームなどの大規模イベント会場は、映画館と同じく「興行場法」なる厳しい認可を得ており、それはインフルエンザ等を予防する換気基準を満たした施設であることを意味する。そう、場内は常に新鮮な空気に保たれ、そうした施設で観客にマスク着用やアルコール消毒などのマナーを徹底すれば、基本、コンサートなどは問題ないとは思う。
一方、大阪市のライブハウスでは、観客の中に複数人の新型コロナウイルスの感染が確認された例がある。
知らない方も多いと思うが、ライブハウスの多くは、換気基準が厳しい興行場法の認可を得ておらず、“飲食店”として営業している。「1ドリンク制」は喉が渇いた観客のニーズに応えたものでなく、飲食店を装う以上、必要な措置なのだ(でなければ、興行場法違反で営業停止になる)。
SNSでは、このライブハウスの例を取り、東京事変を叩く声も多数聞かれたが、換気の悪い狭い空間に大勢の観客がひしめくライブハウスと、興行場法でクリーンな空気のもとに運営されるコンサートホールやドーム球場を同列に論じるのはフェアじゃない。
3/8(日) 8:02配信 引用転載 FRIDAY DIGITAL