紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 東洋経済オンライン 新型コロナウイルス 国内感染の状況

東洋経済オンライン 新型コロナウイルス 国内感染の状況

 

 

 

新型コロナ感染、肺にウイルス到達すれば命に関わる恐れ

 
Jason Gale(ブルームバーグ): 
 
新型コロナウイルスに感染してもそれが鼻と喉にとどまる限り、症状は咳(せき)が出る程度にすぎない。
 
不運にも感染した人の大半はそれくらいで済む。
 
危険はウイルスが肺に達したときに始まる。
 
世界保健機関(WHO)と中国の合同調査チームが先月まとめた報告書によれば、感染した患者の7人に1人は呼吸困難になるなど重い合併症を起こし、6%が重症化する。
 
軽度-中等度から重度への進行は「非常に急速に」起こり得ると、合同調査を共同で率いたWHOのブルース・エイルワード事務局長補は指摘した。
 
軽度-中等度の患者の約10-15%が重度に進行し、そのうち15-20%が重症化する
 
最もリスクが高い患者には60歳以上の人や、高血圧や糖尿病、心疾患などの持病がある人が含まれる。
 
  新型コロナ感染は通常、鼻で始まる。
 
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)でウイルス病原性・進化の研究部門を率いるジェフリー・タウベンバーガー氏によれば、ウイルスは体内に入った後、気道を保護する上皮細胞に侵入する。 ウイルスが上気道にとどまれば、通常はそれほど重症化しない。ただ、肺組織まで下りていった場合、より深刻な段階に進む引き金となり得る。
 
肺炎を引き起こすウイルスの直接的なダメージに加え、感染に対する体の免疫反応が二次的な損傷につながるためだ。
 
スペイン風邪の研究で知られるタウベンバーガー氏は、「肺の損傷が起こると、人間の体は直ちにそれを修復しようとする」と指摘。比較的深刻な新型コロナ感染のケースでは、体の免疫反応があまりにも強すぎて、ウイルスに侵入された細胞だけではなく健康な組織も破壊してしまうことがある。その結果、肺が二次的な細菌感染に対し脆弱(ぜいじゃく)になるという。
 
二次的な細菌感染は、組織の活性化を可能にする重要な気道の幹細胞を破壊し得るため、特に大きな脅威となる。
 
この幹細胞なしでは「肺の修復は物理的に不可能」になるとタウベンバーガー氏は説明。酸素を取り込む器官である肺の損傷は腎臓や肝臓、脳、心臓などの機能を損なう恐れがある。
 

新型コロナウイルス、罹患者の体内で感染後5週間は生存可能

Claire Che

新型コロナウイルスは罹患(りかん)した人の呼吸器内に最長37日間とどまることができる。新たな研究が示した。数週間にわたって人から人への感染が可能であることが示唆される。

  医学誌ランセットに掲載された論文によると、中国の医師団は中央値で感染から20日の患者の呼吸器の検体からウイルスのRNA(リボ核酸)を検出した。

  昨年終わりに中国湖北省武漢市で初めて報告されたウイルス感染は今や世界の118カ国に広がった。中国医学科学院の研究者らは論文で、今回の発見は「患者の隔離についての決定と抗ウイルス治療の期間を巡る指針に重要な意味を持つ」としている。

  現在推奨されている隔離期間はウイルスに対するエクスポージャーから14日間だが、症状が消えた後も当分の間人にうつす可能性があるとすれば、隔離期間終了後に不用意に感染を広げてしまうリスクがある。

  研究者らは金銀潭病院など武漢の病院で治療を受けた191人の新型コロナウイルス感染症(COVID19)患者について医療記録と検査データを分析した。

原題:Coronavirus Can Live in Patients for Five Weeks After Contagion(抜粋)

 
以上引用
写真:納豆、みそ、しょうゆ、ヨーグルトなどの発酵食品の写真。発酵食品には乳酸菌や納豆菌などの善玉菌が多く含まれており、町内の善玉菌を増やす効果があることを示す