○ まいどおおきに映画メモでおます~
○ 1970年の実話再現という話題の映画を見た。
○ 三島の冒頭10分のスピーチは力がある
○ 言葉に力があった時代の最期をみた。
〇 それにしてもこの映画どんな人が見るのだろうか、私は少し同じ時代の空気を吸ったので断片的に記憶が辿れるし、小難しい書物にまみれた思いがよぎる。
〇 三島と全共闘の共通点があるとすれば反知性主義であり、反米帝国としてのナショナリズムだ。
〇 日本にも学生が社会変革勢力とみなされ恐れられた時代があったが今はイヌかネコになった。
〇 革命は最高級の詩とは魅せられる言葉だ。
〇 この映画の論争で私的に一番面白いと思ったのは三島と全共闘の「天皇論」だ。
〇 ほんとうに生きることに真剣で純粋な時代があったことを再び焼付けたい。
〇 これからの日本にも反米・ナショナリズムが勃興する予感があるしそれが今の日本に一番フィットする。
その意味において「自分の中の天皇」の意味を問いたい。