〇 まいどおおきに〜観劇メモでおます
〇 待ってた劇団春駒、兄弟座長の熱演に釘付けとなる。
〇 客席10人余、残念だが変わらぬ気持ちで応援している。日曜日だが致し方ない時勢か
〇 劇団春駒は演友会に所属している
〇 劇団春駒には芝居を鍛えあげた二人の座長と花形がいる
☆ 大阪は大江戸温泉箕面以外全て再開した。がんこ座は5/21
◆ 久方ぶりの大阪公演を待っていた。
梅南座は9年ぶり、私にはとても縁のある劇団さんだ。茨城・岩瀬城、広島・みはらし、和歌山とこちらが全国を回っていたとき各地でお会いした。
☆メンバー
総座長 はるこま(初代美波大吉)
座長 二代目美波大吉(美波恵太)
座長 美波遙
花形 美波天
頭 花柳きよし
美波志穂
白磨風雅
白磨憲信
白磨すず
他
★梅南座の公演予定
6月 劇団大川 椿裕二
7月 劇団九州男
8月 市川ひと丸劇団
★劇団春駒の公演先
・6月 木川劇場
※
花形美波天‥都鳥子分
総座長‥都鳥吉兵衛
遙座長‥石松
二代目大吉座長‥小松村七五郎
白磨風雅‥帆桁九六一家の布橋亀吉
他
(あらまし)※
都鳥一家にやってきた石松は身受け山の親分から香典と足代に大枚の金を貰ったと告げる。さすればと金の無心を切り出す都鳥親分は‥しだいに石松を取り込んでいく。詰まるところ博打に金をつぎ込んだ都鳥は窮する。そこに亀吉がやって来て石松を殺してくれと頼みこむ。
☆新感覚の遙座長が演じる石松はたっぷり見応えがある。練り上げられた台詞が芝居の厚みを増す。ここまでやれる劇団は少ない。見せ場は焔魔堂だがそこに至る経緯を見応えがある芝居を見せる。
☆所作が決まる、台詞が冴える、アドリブもきまる。演出も光る。殺陣も、舞踊も天下一品だ。
傷ついた石松がたどり着いたところは小松村七五郎の屋敷だった。芝居は丁寧に、丁寧にとラストスパートの焔魔堂へと進行する。窮地の石松だが親分への誓いから刀は抜かずに応戦する。激しい舞台だ!期待は裏切らない劇団春駒。見て1000パーセント損はない。
☆遙座長、血のりを使う圧巻の石松の最期。リアルな描写はまさに「役者狂」の世界だ。
★ 総座長はるこま 口上挨拶
☆この辺で暮らしていますと自転車があれば充分で車なんか要らないぐらいで便利です。
☆役所にいくら電話しても繋がらない状態で、何とか手続ができないかと思っています。移動のコストもありますし足しに出来たらと思うのですが
うまくいきません。みなさんまだまだお芝居を見る雰囲気ではないかもしれませんができましたら足を運んで下さい。大阪の知事は他の県を敵に回しても解除の道を開いてくれました。
☆大阪は緊急事態宣言であるが部分的解除で大半の劇場が舞台をスタートしている。時短公演。梅南座は昼の部のみ。
☆24日.25日は劇団菊太郎より三兄弟+花形・道矢ゲスト出演でロング公演。+500円。
☆ 千穐楽は29日
☆舞踊ショー
★ラストショー サムライ風雲録
【画像】
若手両座長と花形が浪花の舞台に勝負をかける。劇団は芝居の力が全てだ。熱と力で幕があいた・紀州屋良五郎
★ 舞台を見て泣けるのだ。やっぱり大衆演劇は人生の必要、重要なクスリだ。大衆の娯楽と文化を奪うな、火を絶やすな。
★大衆演劇は生の舞台でないと伝わらないことを改めて実感することを付け加えたい。
★ ダウンタウンの松本がスタジオ出演者が間隔を空けて座っているのを「山賊の酒盛りみたいだ」と話していた。巧みなたとえだ。今日の劇場もそんな感じだ。
★ 来月の奈良弁天座は劇団美松
関西初乗りか?必見だ。松川小祐司、松川翔也。