〇 まいどおおきに〜観劇メモでおます
〇 待ってた劇団春駒、兄弟座長の熱演に釘付けとなる。
〇 劇団春駒は演友会に所属している
〇 劇団春駒には芝居を鍛えあげた二人の座長と花形がいる
☆ 大阪は大江戸温泉箕面以外全て再開した。
☆メンバー
総座長 はるこま(初代美波大吉)
座長 二代目美波大吉(美波恵太)
座長 美波遙
花形 美波天
美波志穂
白磨風雅
白磨憲信
白磨すず
他
★梅南座の公演予定
6月 劇団大川 椿裕二
7月 劇団九州男
8月 市川ひと丸劇団
★劇団春駒の公演先
・6月 木川劇場
※
☆狂言「浜ゆり」
総座長‥漁師
遙座長‥おはまの兄、竜二
二代目大吉座長‥網元
花形美波天‥若旦那
白磨風雅‥漁師の松蔵
美花‥お浜
他
☆ あらまし ☆
荒れ狂う波にさらわれた若旦那を助けた許嫁のおはま。ところがそのとき顔に大きな傷を負う。そんな不便な妹に慈愛をかける兄。祝言の為に花嫁衣装を整えてやる。そんな兄に江戸から帰った若旦那からもらったという簪を嬉しそうに見せるお浜。漁師仲間も前祝いにやってきた。
*それにしても、劇団春駒メンバーはみな芝居が上手い。若手ばかりでここまでやれるところは極めて少ない。ほのぼのとした台詞のやりとりも何ともいえない。
そんな頃、突然訪ねてきた網元が祝言のの事を切り出す。
*さすが、兄弟座長。絶妙な呼吸のやりとりだ。21歳で老け役こなす大吉座長。
大衆演劇はセリフが魂、覚えたものではなくハラに入れたものを役者が自在に自分のものにして、なりきり役に吹き込む。だから同じ話でも劇団により大きく違う。そこがまた魅力でもある。
切り出した話は化け物顔ゆえに破談にしたいという無茶話。一歩も引くもんかと来歴を切々と語る妹思いの兄。それを盗み聞いてしまうお浜であった‥結末が知りたくなったら舞台で。
*劇団春駒が得意とする情念芝居に泣ける。
〇 総座長口上挨拶
・24日、25日は劇団菊太郎から座長と三兄弟、花形がゲスト。
☆ 千穐楽は29日
● 舞踊ショー
★ラストショー 北の三代目
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大阪には笑いがあふれている。むしろ泣きの芝居は人を癒す涙活にいい・紀州屋良五郎