〇 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
〇更にパワーアップした剣戟はる座から目が離せない。
〇 万全のコロナ対策。エレベーターも定員2名に限定している。
〇 ショーの朗読劇・瞼の母 見どころだ。
親子共演による深い味わいのある舞台
忠太郎‥鶫汀
祀武憙・忠太郎の語り
晃大洋・母の語り。
〇千穐楽 29日 昼
★メンバー
総座長 津川竜
座長 津川鶫汀
座長 津川祀武憙
総裁 勝龍治
代表代行 晃大洋
津路桜日
晃栄美杜甫
晃良朋伽
晃理楽
晃丈夕葵
晃永樹里杏
晃愛あられ
津山斗輝矢
他
〇 ミニショー なし 直前まで換気の為めドアー解放。
☆芝居・喜劇「お祭り騒ぎ」
・津川鶫汀‥提灯屋徳兵衛 主人
・津川祀武憙‥丁稚チョロ松
・津川竜‥町衆の主人
・勝龍治‥金貸し
・津路桜日‥町内祭り役 佐助
・津山斗輝矢‥町内祭り役 寛太
・晃良朋伽‥提灯屋の女房おしげ
・晃大洋‥町衆の女房
・晃永樹里杏‥提灯屋の妹
・他
〈あらすじ〉
祭りの寄付を集める人たちとひと悶着を起こす金貸し。
町衆が祭りの寄付にやってきたあと、店さきに25両の大金が見つかった。それは差し詰め、祭りの寄付を忘れたものと推察する主人。
主人が提灯の中にその大金を隠してしまう。
見ていたのがあの金貸し。
ところがそこにやってきた町の女房がふとしたことから提灯の中に財布があることを見つけたから大変。
カネの行方は何処に?
これからが喜劇満開の舞台になる。
あとの展開はひ、み、つ
*掛け合いの妙に笑い弾む。とくに、喜劇は大衆演劇界屈指の劇団である。仕草、アドリブ、間、なかなかここまでできる劇団は少ない。
☆それぞれの役者が笑いのタネを蒔く、吉本を超える喜劇の世界。
*勘違いと行き違いが織りなす喜劇。時流ネタもふんだんに織り込むセンスはさすが剣戟はる駒座。大御所・勝龍治さんの軽妙な芝居が光る。
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▩ 舞台口上 津川鶫汀 座長
・日常の出来事をコミカルに語るトークは秀逸
・前売り券販売
・イベント紹介
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06月イベント
別紙 プログラム
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〇 舞踊ショー
★ 小気味よいコント
★ 極めつき 朗読劇 「瞼の母」
‥‥晃大洋さんの語りは以前「夢千代日記」を拝見してから感服している。演歌はない。素の語りで劇がすすむ。かなり、新鮮である。
場内、水をうったように聞き入る客席。
まさに大衆演劇の新境地である。長谷川伸の名作が格調高い文藝作品として語りの世界の中で見事に融合している。舞踊だけの構成もそれはそれでいいがこれからの大衆演劇は深い構成力、幅広い芸能の展開が飽きさせない大衆演劇の魅力になることを強調しておきたい。
【画像】
祖父、両親、兄弟が演じる三代に亘る人情舞台は折り紙つき・紀州屋良五郎