紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 映画『ゲド戦記』をMOVIXでみた

〇 まいどおおきに〜映画メモでおます

〇 2006年の作品を映画館で見た。スタジオジブリの作品群の中で見逃していた作品だった。やはり、映画は映画館で見るほうが集中してその世界に浸ることができる。
 
〇 意図してみた訳ではないが14年も前の作品だが今のコロナ禍の日本にぴったりくる作品だ。
 
〇 原因不明の疫病が蔓延し、健康をもたらす光が弱まっている。
人々は生きる希望をなくし街には麻薬が流行する。そのような背景はどこか似ている。
 
〇 命の価値が低められどこか退嬰的で死に救いを求めようとするなか、語られるのは「人は必ず死ぬ、それを自覚するからこそ今を真剣に生きるのだ」という問いかけだ。
 

 

映画解説・あらすじ     参照・ヤフー映画館

アメリカの女流作家アーシュラ・Kル=グウィンの「ゲド戦記」シリーズを、スタジオジブリが映像化したファンタジー・アニメ超大作。宮崎駿監督の実子である宮崎吾朗がメガホンを取り、少年アレンと大賢人ゲドの旅を通じて混迷する時代を生き抜くためのメッセージを投げかける。V6岡田准一菅原文太ら新旧の実力派が存在感ある声の演技を披露するほか、主題歌と挿入歌も担当した手嶌葵の圧倒的な美声にも心奪われる感動巨編。

多島海世界のアースシーでは、聖なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。