★ 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
☆ こんなに個性が生き生きした劇団はない
☆ 伝統ある九州の劇団で三代にわたる
☆ コロナ対策を厳格にしている劇団である
☆ 座長の世相を観る目は鋭い
☆ 超・大入り満員!
☆ 本日のゲスト
劇団都 座長 都京弥+光乃みな+京乃さや
☆ 消毒液、非接触体温計もきっちり劇場配備。
☆ 奈良・香芝天満座のスケジュール
・この劇場は「夜の部」はなく、16時からショーのみのイブニングショーを行っている。
イブニングショーの入場料金は1000円
千秋楽は28日(月)
10月 劇団魁
11月 劇団京弥
☆ 劇団ふじのスケジュール
9月 奈良県 香芝天満座
10月 単発公演
11月 滋賀県 琵琶湖座
12月 大阪府 がんこ座
2021年
1月 大分県 きつき衆楽館
2月 熊本県 片岡演劇道場
3月 福岡県 太平楽ぶらり劇場(予定)
4月 岡山県 桃太郎温泉(予定)
★ メンバー
座長 藤仙太郎
座長 美月姫之助
藤優馬
美月こと
美月楓
美月麻里
小月しのぶ
責任者 美月里笑
初代 藤ひろし
ゲスト出演
三代目 姫川竜之介(新生劇団春・座長)
小林劇団 若手リーダー 小林真佐美
ほか
〇 藤咲こけし さんは休演中
この人が入ると笑いが更にヒートアップする
キャスト
座長 藤仙太郎‥政吉
美月姫之助‥女郎屋長崎屋の親分
初代 藤ひろし‥下足修理屋
三代目姫川竜之介‥代貸
都京弥‥鶴吉
光乃みな‥長崎屋の舎弟てつ
小林真佐美‥およう
ほか
【芝居画像・劇団許可】
※あらすじ※
★この芝居に一番参考になるのがテレビ等でも大活躍の気鋭の脳科学者、中野信子さんの著作「サイコパス」だ。
なぜ、だらしない男に女が惹かれるか、その心裡がよくわかる。
*可愛く揺れる女を演じたらピカイチの小林真佐美の芝居が光る。
幸せに暮らす政吉(藤仙太郎)とおよう(小林真佐美 )。女房と差しつ差されつの頃合に助っ人話を持ち込む舎弟てつ。
突然、雨降る中、昔の男・鶴吉(都京弥)が突然やってきた。巡り合う男女。この男は女を女郎に売った男だった。そこへ、戻ってきた政吉。
二人のやりとりを聞いていた。
*余りの迫力!さすが藤仙太郎。男のメンツに絶えかねた怒りが爆発。藤仙太郎と都京弥。心搏のやりとりは見応え充分だ。
鶴吉に未練があると思った政吉はおようと鶴吉を追い出す。思い出の下駄が心残りと政吉は荒れる。
女は心から政吉を愛していたにもかかず‥
後悔する政吉もまた、おようを心から愛していた。
*これだけ座長が至極の藝を展開する舞台はかなり見応えあるものになっている。所作と所作が織りなす藝が余韻をもって迫る。とにかく、藤仙太郎の演出が随所に光っている。おようの陰の声が後ろ髪惹かれる政吉の心情を実にうまく表現している。荒れる政吉。
*見せ場をいくつも作りボリュームの厚い芝居になっている仙太郎の演出に拍手だ。
‥それから1年の歳月流れた。
場面は代わり遊郭「長崎屋」店先。
おように逢うためにやってきた落ちぶれた鶴吉。しかし、
若い用心棒に足げにされる。
女郎屋、長崎屋の前で下足修理屋(初代藤ひろし)と言葉を交わす鶴吉だが早々に立ち去る。
ほどなくやってきた政吉は修理屋の親父と言葉を交わす。煙草の火を借りる政吉。
*なんともいえないあったかい空気が舞台に漂う。
東京からやってきたという政吉の目にふと目に止まったのが遊女「牡丹」の下駄だった。
長崎におようを捜しにきた政吉だったが。ひょんなことから、再びおようと巡り合うことになる。
おようは名を変え再び女郎に身を落としていたのだった。
長崎屋の店先で政吉とおようは再会する。
揺れる心、引き合う二人。
政吉はお陽を身請けしようとするがお金が足りなかった。
政吉はお陽を足抜けさせる。ひたすら愛した女のために命を賭ける政吉、政吉と鶴吉の狭間で揺れる女心を小林真佐美が好演。
やっと巡り会えた二人。だが、政吉は、鶴吉におようを託す。おようの簪を分身のように差し出しながら叫ぶ「およう〜!」。そして、自らは長崎屋に果たしあいを挑むのであった。
圧巻の芝居は劇場を感涙の渦に引込み幕。
大拍手!
★口上挨拶(座長・美月姫之助)
・メンバー紹介
・演目、イベント紹介
☆数々のゲスト出演があります
張り出し画像、藤仙太郎座長のブログでご確認下さい。
☆新歌舞ショー
・オープニングは「駿河男節」 組ショー
【画像】
数少ない関西公演 演者の個性が生み出す天衣無縫なユーモアは最高・紀州屋良五郎