紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 映画『鬼ガール』を見た 関西の方 必見

〇 まいどおおきに〜映画メモでおます

 
〇 なんといってもご当地映画には惹かれる。
 
名店、古刹、故事来歴が詰まっていて。
山口智充(ぐっさん)がでているということで見た。
大阪府南部の奥河内という地域に伝わる鬼伝説、河内くろまるという人物にも興味がそそられる。高校生が映画コンクールに作品を出そうとするが企画が連鎖劇的手法を用いているため選からもれるが観心寺の住職の提案で本堂を使った発表会が行われるという内容だ。
 
その脚本は過去に親が手がけようとしてできなかった幻の脚本で子供の代で日の目を見るという流れだ。
奇想天外でとても楽しい映画になっている。
バンド、郷土芸能、映画、演劇のコラボは中々見応えがあり青春を謳歌する高校生達の生きざまがすがすがしい。
 
いい映画をみた。郷土の酒、スイーツも食べ歩きたくなる映画である。
 
吉村知事も出演、私もこの奥河内の出身なんですと登場するのはご愛嬌としておこう。
 

 

 

STORY

高校に入学したばかりの鬼瓦ももか(井頭愛海)は鬼族の末裔(まつえい)で、自分の正体がバレないよう細心の注意を払って生きてきた。ところが憧れの高校生活は、幼なじみの蒼月蓮(板垣瑞生)に怪力女とからかわれたり、映画部の神宮寺岬(上村海成)からスカウトされたりするなどスリルの連続。アイドル的存在の先輩である岬にときめくももかは、オーディションでヒロインの座をゲットすべく映画部に入部する。

キャスト

井頭愛海板垣瑞生上村海成桜田ひより、吉田美月喜、曽野舜太、深尾あむ、末次寿樹、テイ龍進、六平直政山口智充

スタッフ

監督・脚本:瀧川元気
原作・脚本監修:中村航
脚本:作道雄
音楽プロデューサー:梶原徹也

上映時間
120分