紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 話題の映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』を見た

◯まいどおおきに映画メモでおます~いやー大盛況でした

 

◯いつもはほとんど人が入らない行きつけのシネコンが長蛇の列でびっくり、こんなに映画を見る人がいたのか?駐車場も満杯。カップル、子どもを連れた家族、祖父母まで一緒に来ている光景。あまりの幅広い客層にこの映画をきっかけとなってエンタメにひとが集まるようになって欲しい願う。

 

吾峠呼世晴の人気コミックを原作にアニメ化した「竈門炭治郎 立志編」の最終話の続編となる劇場版

 

◯かつて、大衆演劇もこんな時代があった。娯楽の少なさもあったであろうが家族で楽しめる身近な文化であったこともまた事実である。

 

◯小学生らしき子ども達と泣く親子連れをたくさん見た。ラストシーンでは多くの人達が泣いていた。私をふくめて…おすすめしたい映画だが、席を予約して見ることをおすすめする。

 

◯私は予約せずどこかあいているだろうとふらっと行ってみたら最前列の一席しか空きがなかった。こんなことは数十年なかったことだ。

 

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所感

◯息つく間のない場面展開。

◯兄、妹、そして家族への愛を改めて感じさせられる…コロナ禍のなかで皆が気づいたことがこの映画への興味を増したと思われる

◯わかりやすいストーリーだが鬼=別物ではなく、元は人間で、いわば人間の持つ鬼性といったものの権化として描かれる。人の別面が鬼という設定に現実感がある。これが、人気の秘密かもしれない。

◯子ども達に伝えたいこと、親の思いがダイレクトに伝えられる。今の時代にだれしも確信を持って語れなくなった珠玉の言葉が紡ぎ出される。

◯強いと云うことは、ひとより才能があることは、人よりちからがあることは何のためなのか…弱き者を守るための使命について語っている

 

 

 

 

STORY

蝶屋敷での修業を終えた“鬼殺隊”の竈門炭治郎は、短期間で40人以上が行方不明になった“無限列車”を捜索する任務に就く。妹の竈門禰豆子を連れた炭治郎と我妻善逸、嘴平伊之助は、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとりである炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、闇を進む無限列車の中で鬼を相手に戦い始める。

キャスト

(声の出演)、花江夏樹鬼頭明里下野紘松岡禎丞日野聡平川大輔

スタッフ

原作:吾峠呼世晴
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督松島晃
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
プロップデザイン:小山将治
コンセプトアート:衛藤功二、矢中勝、樺澤侑里
撮影監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子
編集:神野学
音楽:梶浦由記、椎名豪

上映時間
117分
 
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