紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信 はてな版

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 劇団花組むらさき 鈴成り座 2020/11/18

〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます。

劇団花組むらさきの公演予定

12月和歌山・夢芝居

 

〇鈴成り座のスケジュール

12 剣戟はる駒座

01 劇団武る

 

〇メンバー

座長  三代目南條のぼる

座長  二代目藤間美香

  光はじめ

彩姫

南川美寿々

南川あい

山崎慎二

 

特別ゲスト

劇団天虎 座長  七星泰河

 

 

芝居「板前仁義」

【配役】

座長・南條のぼる‥板前藤松

七星泰河‥若旦那新二郎

彩姫‥悪友の女

藤間美香‥芸者小梅

山崎慎二‥悪友

光はじめ‥料亭女将

南川あい‥子分

ほか

 

あらすじ

 

料亭水月の若旦那は毎日の道楽暮らし。

 

繁昌する料亭水月は板前の藤松の力によるものだった。

藤松は、店の前のに捨て子にされていたのを先代の大将と大女将が自分の息子のように育ててくれた経緯があったのだった。

 

大恩ある二人に報いようと日々切磋精進している。

その藤松には芸者の小梅という夫婦約束を交わした女がいた。

 

ところが若旦那新二郎は、悪い連中と繋がって、稼業にも力を入れず放蕩の日々をおくっていた。

 

意見する女将に、芸者の小梅と一緒にさせてくれたら一生懸命働くと盾をつくばかり。それがかなわないのなら死ぬと難題を言う。

 

藤松と小梅の仲を許した女将だったが、息子のために藤松に小梅と別れてくれと頼みこむ。

 

大恩ある女将から頼まれた藤松はなやむも大恩ある先代の為め、水月の為めと言われれば引き下がらざるを得なかった。

 

小梅を呼出した板前藤松。やにわに、別れ話を切り出す。一部始終語り始める藤松。だが、あまりに理不尽な話、いくら先代の為めと言われていても別れたくない小梅は泣きすがる。

 

放蕩息子は道楽癖はなおるどころか女までつくる有り様。とうとう息子は女将に手を上げる始末。仲に入り必死にとめる小梅。その小梅は病んでいた。

 

歳月流れ

 

とうとう渡世人になった藤松だったが一年後に魚よしに顔を出してみると店は閑散、若旦那の放蕩癖も昔のままだった。

 

見るに見かねた藤松が女将、小梅の為め若旦那を斬ろうとすると小梅と女将が斬らないでくれととすがるのであった。

 

ねえ、若旦那、突っ張るところは突っぱって、くじけるところはくじけるもんだぜ。若旦那が弟と思い接してくれた恩はこの身に感じていると懇々と諭す藤松。

 

こころ打たれ改心する若旦那、去ろうとする藤松に女将はそっと願いでる。病の小梅をどうか連れていってやってくださいと。やっと夫婦約束のちぎりが叶う二人。長い長い冬だった。花道を行く藤松と小梅。

 

 客演の七星泰河座長の奮闘、のぼる座長の熱演で決まる芝居は幕。

 

口上挨拶(座長 三代目 南條のぼる+藤間美香)

・演目紹介

 

・前売り券&グッズ販売

 

 

・明るいユーモア、話題のセンスは折り紙つき

20日が休演日

 

舞踊ショー

・ラスト  情熱大陸

 

☆ 貴公子的オーラもつ座長・南條のぼるは笑才に富む。座長トークは冴える。劇団に一味足せば10年目は爆発的人気よぶだろう。

 

☆ 邪気のない七星泰河座長、藤山寬美の如き役者の才知をもつ、芸昇時代から注目、未来の大成を確信している。

 

【画像】

ハッピーエンドで終わる芝居もいいもんだ・紀州屋良五郎