☆ まいどおおきに〜観劇メモでおます
☆ 自然な面白さは長谷川武弥にかなわない
☆ コロナ感染防止への対応から23日からの公演となった。
☆ここ、がんこ座も完全な対策がとられている。
☆ かなりご無沙汰してしまったが紀州屋の提灯はこの場所にまだ掲げて下さっていた。ありがたい。
☆トリプルの大入りだ。千穐楽は29日
☆ コロナ禍の中で苦闘を続けて来た長谷川劇団だからこそ舞台を誰よりどこより必死に務める思いが客席まで伝わってくる。
★メンバー
総座長 愛京花
座長 長谷川武弥
副座長 長谷川乱之助
花形 長谷川一馬
花形 京未来
京詩音
長谷川礼音
長谷川愁
他
☆芝居からの始まり
☆芝居「忠臣蔵外伝 恋の絵図面取り-恋のとおり雨」
主演・長谷川一馬 共演 長谷川詩音
脚本・藤乃かな
神崎与五郎則休‥愛京花
岡野金右衛門包秀・九十郎‥長谷川一馬
お艶‥長谷川詩音
おきく‥京未来
大工の棟梁、お艶の父‥長谷川武弥
吉良家御用人‥長谷川乱之助
吉良家中間‥長谷川愁
吉良家中間‥長谷川舞
ほか
〈あらすじ〉
・ナレで忠臣蔵の概略を‥
・吉良が住み替えをすることを伝え聞いた
艱難辛苦を耐えてきた神崎と岡野は大義をなんとしてでも貫きたい。
岡野金右衛門はおえん殿と恋の縁があった。
* 巧みな愛京花の台詞で楽しく笑いに包みながら芝居が運ぶ
なんとか絵図面を手に入れたい岡野・九十郎はたずねてきたお艶に一緒になりたいと思いを伝えるとともに絵図面の話を切り出す。
大工の棟梁の跡を継ぎたいからと語るも棟梁の父はその本意を見抜いていて娘お艶に事の次第を話し、九十郎との縁はないものと思えと云うのであった。
棟梁は九十郎が赤穂浪士であることを既に見抜いていた。
事の次第を感じたお艶は恋と義理の重さに押しつぶされそうになるのであった。
食い下がるお艶、後悔しないから一緒にさせてくれと父の元を去る。娘お艶の心を知る父は絵図面を託すのであった。
九十郎の元へと走りこむお艶、経緯を具に語る九十郎、いや本名、岡野金右衛門包秀は恋の誠は本心であること、赤穂の浪士として大義を果たしたいことを語るのであった‥‥
舞台を彩るのは
藤乃かな の脚本は冴えている
🐾熱演の若き二人、一馬と詩音が見事な芝居を見せてくれた。大きく成長を続ける長谷川武弥劇団の芝居が見れてうれしい。
参考
☆口上挨拶(長谷川武弥座長)
・今月の公演も二週間お休みし23日からのスタートとなりました。
・5カ月半公演できない日が続きましたが、それぞれいろんなところで腕を磨く事ができました。
・来年はまだお知らせできませんがうれしいお話も頂いています。来年もがんこ座さんには帰って来ます。
・この愛すべき、まろやかな座長のキャラ
独特の親しみを感じる。全員、勢揃いしての明るく楽しいみんなの口上挨拶タイム。
・がんこ座さんにはお世話になったとがんこ座会長を褒めちぎる愛京花総座長であった。
・長谷川劇団のスケジュール
12月、01月 琵琶湖座
2月 岡山
3月 池田呉服座(初乗り) が決まっている。
☆舞踊ショー
・
「愛の迷宮」
【画像】
こけても這い上がる。泣かしよんな!笑わしょんな長谷川武弥劇団。これこそがザ・大衆演劇の舞台だ・紀州屋良五郎
長谷川劇団の強みと魅力は若き役者の成長、老若男女のファン層の厚さ、そして、見応えある芝居の厚みだ・紀州屋良五郎