〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
〇感染対策もしっかりの梅南座
〇紅あきら会長は12/5から出演
〇13日玄海花道、16日に龍美麗、23日哀川芝瞳がゲスト出演、ほか劇団澤宗のゲスト出演など多彩だ。
☆メンバー
総座長 紅大介
座長 紅秀吉
若手リーダー 紅友也
紅新太郎
紅ちあき
*後見 見城たかし
紅美咲
紅このみ
華月愼
*同魂会会長 紅あきら
他
* 前説 紅友也
〇顔見せミニショー
※簡単な筋だて※
*侠客の流れは会津小鉄会として今も存続(広域指定暴力団)している。
あまり、触れられていないが‥引退した四代目会津小鉄会会長 高山登久太郎は創価学会員であった。著作『警鐘』に牧口常三郎初代会長との縁などが見受けられる。
晩年、池田大作を批判したことも有名
。小鉄の宗旨は法華で通じるものがあるのかも知れない。
🔹キャスト🔹
小鉄の女房 お吉‥紅ちあき
小鉄の兄貴分 銀次‥紅大介
名張屋新造の娘お京‥紅このみ
丹後宮津の新太郎‥紅友也
名張屋新造‥見城たかし
名張屋の子分‥紅友也
名張屋の子分‥紅新太郎
ほか
★ 芝居の流れ★
上坂仙吉は名張屋新造に博打場でバカにされる。怒った小鉄は新造に喧嘩状を叩き付けて、妙法寺境内で彼を待つ。そこへ昔兄弟契りを結んだ新太郎が助っ人としてやってくる。
喧嘩場にやってきた新造に新太郎が切り掛かるが、一刀のもとに斬り殺される。小鉄も切り掛かるが、刀を落とされる始末である。
一旦は刀を振り下ろそうとした新造だが、なぜがそれをやめ、小鉄の小指を切り取っただけでその場を立ち去る。「助けに入った丹後宮津の新太郎を弔ってやれ。」との言葉を残し、カネを投げて去る。
…………
場面は小鉄の家
盲目の女房、お吉が彼の帰りを待っている。そこへ会津部屋の小鉄の兄貴分の銀次がやってきて、小鉄に話があるという。
小鉄は恥を忍んで帰ってきたのは、盲目の女房のことが気がかりだったからだと言う。
銀次が帰ったあと、お吉が帰ってきて、酒を勧め夫婦の話を始める。頭が痛いと言う仙吉に膝枕を勧めながら小鉄にことの真相を糾す。そして男として、再度、新造に殴り込みをかけて男を上げて欲しいと思いを託す。
*情感溢れる場面を秀吉とちあきが演じる。しっとりとそして気丈に‥門付け女になろうとも「男」になってと願う‥
そして、こんなこともあろうかと目の見えないなか縫って準備がしていた白装束を小鉄に示す。
*仙吉が脱いだ着物を見えない所作で畳む鮮やかさは芸のうち
小鉄はその衣装に身を包み、新造のもとへと出向こうとする。そのとき、お吉は胸に短刀を突きつけて、自害する。
*
名張屋の家
名張屋の家に案内してきたのは名張屋の娘お京だった。じつは三宅の墓地を通りかかったときにヤクザに絡まれたところを助けてくれたのだという。
その男が今一処に来ていると。それが上坂仙吉だった。
こうして、新造に殴り込みをかけた小鉄。屋敷で単刀直入に切り込む小鉄。手には女房お吉の首を差し出しさしの勝負にかける。
彼の手下に邪魔される。新造は手下を制した上で、小鉄と闘い、致命傷を負う。そのとき、彼は小鉄を褒める。
弟分の仇討ちにきたのはあっぱれだ、虫の息の下で遺言ともいえる言葉を語りはじめる名張屋。
新造は組の若い者たちにこれからは組を小鉄に譲ることを告げ、息を引き取る。
ラストの見せ場もきっちり。いい芝居が見れた。
■舞台口上 紅秀吉座
・前売り券&グッズ販売
・前売り券は舞台前で販売するスタイルをとる
■ 舞踊ショー
・歌のあと挨拶 紅大介総座長
今月・梅南座を最後に舞台を降り劇団を去ることになりましたと…あたらしい道を歩む事を明言。残念だが活躍を祈りたい。
劇場やセンターで大衆演劇やめるところがあり大衆演劇にとり厳しい環境です。
やれる場所より劇団が多く大変な状況であることを語る。
新体制になる紅劇団をよろしくお願いしますと願いをこめたトーク。
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