〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
☆今、連続テレビ小説「おちょやん」が話題だ。あの芝居の街・道頓堀 中座跡のZAZAで特別公演を開催中の森川竜馬劇団にやってきた。
☆開演前に時間があったので法善寺の周辺を散策。浴びるほど毎日飲んだ頃が蘇る。㐂川、接待のあといつも飲みなおしていた、おかめ。変わらずあるのがうれしい。
▲カラオケの映像に必ず映っているおかめ 接待帰りにいつも立ち寄ったお店だ
☆4人の座長が競演する見応えある舞台だ。
★余談だがここらあたりのお店では「ミナミ応援セール」というのを12/31までやっていてPayPay、楽天Payで支払うとポイントで20パーセントの還元がある。
家電店のエディオンでもやっているので2割還元は大きい。ただし、上限は3000円分のOFFまでとなっている。
☆ ゲストは市川富美雄、朝霧貴京、獅童礼斗
〇天龍地そら、七星泰河座長が参加
☆メンバー
座長 森川竜馬
桜美はるひ
桜美照乃
森田俊 新人
桜美みかこ 新人
他
●ゲスト出演
〇市川富美雄
〇朝霧貴京
〇獅童礼斗
他
▩ 芝居「喧嘩屋五郎兵衛 悪い奴」
*最後に笑う悪い奴はだれだ ここがオリジナル演出の喧嘩屋五郎兵衛
◆配役
喧嘩屋五郎兵衛:森川竜馬
朝比奈:市川富美雄
伊之助:獅童礼斗
八百屋藤助:天龍地そら
お糸お嬢さん:?
五郎兵衛の子分・重吉:七星泰河
ほか
【あらすじは簡略・所感】
*獅童礼斗のご母堂、故月城小夜子さんがこの中座で藤山寬美の相手役で活躍されていたなぁ
*七星泰河と森川竜馬の掛け合いがとても面白く楽しめる
*演ずる役どころが皆、座長の座長芝居の様相。
*子分・重吉がわかった上で伊之助に語り。相通じて喧嘩屋五郎兵衛の跡目を狙う筋立てだ。
つまり、悪と悪が苦労人の喧嘩屋五郎兵衛を貶めるスタイルの令和時代の世相そのままのふた味違う喧嘩屋五郎兵衛なのだ。‥‥
*天龍地そらの酒を飲んでからの絡みかたが秀逸だ。嘲笑う様はなかなかのもの
*割って入る朝比奈の市川富美雄、大人の分別で諭す。まるで校長先生が登場したようだ。道理を説く朝比奈。
深みのある芝居へと高める語りと台詞で芝居の重厚さが増している。
*朝比奈の話にじっと聞き入る喧嘩屋五郎兵衛・森川竜馬。鼻水啜りながら聞き入り兄貴の温情に応える。やるせない、嗚呼、やるせない、大杯を飲みほし豹変する竜馬座長の「狂」の世界が繰り広げられる。‥‥なんと、親分をそそのかし、跡目を自らのものにしょうとする重吉・七星泰河。
*重吉が親分の寝首をかく、見ていた朝比奈が二人に男の喧嘩を仕向け決着をつけさせる。
*いや〜手の込んだ芝居になってきた。おもろい。
*喧嘩屋五郎兵衛は自害するかたちで幕と思いきやなんとなんと兄貴・朝比奈の本心が明かされる。
いや〜おもろい 喧嘩屋五郎兵衛。副題通りだ。
世の中、悪い奴ばっかりや
----------------- - - ------------------ -
喧嘩屋五郎兵衛は一代で築きあげた大親分。大立者の五郎兵衛だが、一つ大きな悩みがあった、それは顔の醜いアザ、ゆえに女とは縁がなく諦めていた‥
ある日、喧嘩屋五郎兵衛が一家の者と桜見物していると、乱暴者に絡まれて困ってる娘がいた。
喧嘩屋五郎兵衛と一家の者が、乱暴者を懲らしめ、娘さんを助けその場は収まった。
後日、喧嘩屋一家に八百屋の藤助が訪れる。
親分さん、私は呉服問屋扇屋の遣いで参りました
これは扇屋のお嬢さんを助けていただいたお礼です、と角樽を届けた。
親分さん、扇屋のお嬢さんが、あなたに惚れて嫁にして欲しいと言ってます。ばかな、そんなことあるわけないだろう、こんな顔の男に、いや、男は心です、お嬢さんは親分さんの心に惚れたのですと
本当なのか、絶対に間違いありません、もし間違いだったら腹を斬りましょう。よし分かった、それならばこんな嬉しいことはない、藤助さん是非この話を進めてくれ。
喧嘩屋五郎兵衛、思いもかけない出来事に、大いに喜ぶ。さっそく結納金三百両を用意し、一家の伊之助に届けに行かせる伊之助が先方を訪れる。
このたびは、おめでとうございます、これは喧嘩屋五郎兵衛親分からの結納金でございます
伊之助を見たお嬢さんは、おかしいわ、あなたが喧嘩屋五郎兵衛親分ですよね‥
----------------- - - ------------------ -
見なきゃわからない、演者と劇団で変わる「喧嘩屋五郎兵衛」があることを‥
▩ 口上挨拶 獅童礼斗 座長 ほか
・スケジュール
・前売り券&グッズ販売
▩ 舞踊ショー
・私が好きな放送禁止曲「カモネギ音頭」で舞うBIGな役者・天龍地そら
この曲の舞踊は大衆演劇の舞台では初見だ。すわん江戸村時代から見ている。
・芸昇時代から高く評価している七星泰河座長。
・そして、必ず見ている流麗な芸風の戟党市川富美雄一座の座長。
お芝居のみだった。残念。書道で言えば隷書の感じ、、、
・芸風に惚れる森川竜馬座長。見応えあるショーが続く‥‥‥
【画像】
熱いファンの支えで大入りが続く旗揚げ二年目の新劇団・森川竜馬劇団!よいしょ~❗よいしょ~❗・紀州屋良五郎