紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 父子の名舞台 和新之助 香芝天満座 2020/12/21

〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます

〇和新之助&山戸一樹父子の名演 

 

〇七星泰河座長はとっても好感のもてる座長、「芸昇」の時から見ている。大きく伸びて欲しい。私の期待値は高い。今回の公演は劇団天虎がバックァッブしておこなう運びとなった。

 

劇場の営業戦略がハイレベルなのがここ香芝天満座だ。あらゆる角度から斬り込み地域にも大衆演劇ファンの輪を広げている。マー君とみんなから慕われる大西マー社長の手腕だ。

 

〇個性派ゲストが盛り上げる見応えある舞台

 

香芝天満座 スケジュール

01  花柳願竜劇団

 

駐車場は無料、スーパーの上にあるので買物も便利。夜の部はない。

イブニングショーがある。60分。前売りなら1300円。座席予約は200円。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ゲスト

座長  新之助

山戸一樹

七星英雄 (劇団天虎)

幸妻弥枝 (劇団天虎)

七星あやね  (劇団天虎)

七星愛莉  (劇団天虎)

 

 

 

★ 芝居からのはじまり

 

〇芝居「烏の仁義」

 

【配役】

 

新之助‥盗賊の新太郎

・山戸一樹‥盗賊 八丁荒らしの頭

・七星英雄‥盗賊の子分

・幸妻弥枝‥雁八&行徳仁兵衛

・七星あやね‥娘・おはな

ほか

 

【あらすじ簡略】

 

・一仕事終えた盗賊たち、やにわに子分の雁八が

この稼業から足抜けさせてくれと頭に頼む。

 

そこに新太郎が現れ弟分の雁八を庇う。

話はここから始まる。

 

雁八は兄貴に語りはじめる。天蓋孤独の身と嘘をついたが実は里に親父と妹がいて親父が危篤と聞いたから直ぐに会いに行きたいという‥

 

雁八にかわり新太郎が頭に変わって足抜けを頼み込む‥新太郎の本気を見てとった頭。足抜けをしぶしぶ許す。

 

そればかりか兄貴は弟分の雁八の為に薬代の金まで持たせる。里はと言えば「行徳」と。

更に、親父は行徳の仁兵衛親分というではないか。

 

雁八の出所は行徳一家の後継だった。

 

雁八が旅立つその時、命を狙ったのは八丁荒らしの頭だった。

 

無念の雁八‥

 

せめて、おいらに代わって親に会い思いを伝えてくれと新太郎に託すと落命する‥

 

弟分の思いを胸に新太郎は行徳へと足をむけるのだった‥

 

お後の展開は舞台で‥‥

 

*いろいろハプニングがあったが、さすがベテランアドリブと芸の機転で上手くこなす。さすがだね。

 

 

舞台口上   新之助 座長

・前売り券&グッズ販売

 

■ 舞踊ショー

・名優揃いの舞踊も飽きさせない

・あらゆる曲アレンジで踊り分ける山戸一樹

 

ラスト「桜の花の散るごとく」

 

【画像】

ベテラン父子の芸が冴え渡る舞台・紀州屋良五郎

 

香芝の名店

 

柿の葉寿司のヤマト

 

 

 

おはぎの紅乃屋