紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信 はてな版

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 映画『ひとくず』を見た これほど人に寄り添う映画はない

◯ まいどおおきに観劇メモでおます~まいどおおきに映画メモでおます

 

 

ひとくず

2019年/日本/117分

監督上西雄大

出演上西雄大、小南希良梨、古川藍、徳竹未夏、城明男、税所篤彦、川合敏之、椿鮒子、空田浩志、中里ひろみ、谷しげる星川桂、美咲、西川莉子、中谷昌代、上村ゆきえ、工藤俊作、堀田眞三、飯島大介、田中要次、木下ほうか

公式サイトhttps://hitokuzu.com/

少女を地獄から救ったのは、人間のくずだった――生まれてからずっと虐待の日々が続く少女・鞠。食べる物もなく、電気もガスも止められている家に置き去りにされた鞠のもとへ、犯罪を重ねる破綻者の男・金田が空巣に入る。幼い頃に虐待を受けていた金田は、鞠の姿に、自分を重ね、社会からは外れた方法で彼女を救おうと動き出す。そして、鞠の母である凜の恋人から鞠が虐待を受けていることを知る。虐待されつつも母親を愛する鞠。鞠が虐待されていると確信した担任教諭は、児童相談所職員を連れてやって来るが、鞠は母の元を離れようとせず、保護する事ができずにいた。金田は鞠を掬うため虐待をする凜の恋人を殺してしまう。凜に力ずくで、母親にさせようとする金田。しかし、凜もまた、虐待の過去を持ち、子供の愛し方が分からないでいた。そんな3人が不器用ながらも共に暮らし、「家族」の暖かさを感じ本物の「家族」へと近付いていく、、、。

舞台挨拶
1/9(土) 13:50
古川藍さん
徳竹未夏さん
吉村ビソーさん
上西雄大監督(リモート)
1/10(日) 13:50
古川藍さん
楠部知子さん
上西雄大監督(リモート)
1/11(月祝) 13:50
古川藍さん
徳竹未夏さん
上西雄大監督(リモート)
1/12(火) 13:50 ミニライブ
古川藍さん
徳竹未夏さん
梁原三さん
上西雄大監督(リモート)
1/13(水) 13:50
古川藍さん
徳竹未夏さん
上西雄大監督(リモート)
1/14(木) 18:30 ミニライブ
古川藍さん
梁原三さん
山崎真美さん(リモート)
1/15(金)18:30
古川藍さん
草刈健太郎さん(支援者、カンサイ建装工業株式会社社長)
吉村ビソーさん
上映スケジュール
1/9(土)~13(水) 13:50
1/14(木)・15(金) 18:30
1/16(土) 14:05
1/17(日) 16:50
1/18(月)~20(水) 16:00
1/21(木) 休映
1/22(金) 16:00
以降未定
WEBチケットについて
料金
一般 1,800円
シニア 1,100円
専門・大学生 1,500円
中学生・高校生 1,000円
小学生以下 700円
会員 1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引

 

 

 

 

◯ 幼児虐待がテーマではあるが人の生き様と極限での人の暖かさを描いているぬくもりの映画である。

◯ これほど魂が揺さぶられる映画をわたしは知らない熱い涙と感動でしばらく立てなかった

 

 

 

 

◯ 激しくおすすめしたい作品だ。ただしやっているところが少ない。草の根を分けて探してでも見るべきだ。

 

 

 


〇 大阪十三・セブンシアターでの舞台挨拶  監督はリモートで参加

 

 

 

 

 

〇 私は毎月、大衆演劇の舞台を中心に数多くの芝居を見ている。

 

映画を見ていてもどうしても芝居を見る時のような癖が抜けないのだ。

 

そういう点でこの映画を見ていると、とても「劇的」なのだ。

 

一つ一つのシーンに役者の表情で演技の深さを感じる点や、こういう設定なら泣くしかないだろうという「仕掛け」があって芝居を見ているように楽しい。

 

やはり監督が劇団を主宰する役者さんでもあるからだろうか。金正と出会ってからの鞠とその母の変化がたまらなくやさしくて、いとおしい。

 

反発の気持ちに抗いながら。互いに求めてきてやまない「家族のかたち」が三人の中に芽生えていく。最高級の演出に拍手を送らざるを得なくなる。

 

出所シーンはまるで大衆演劇の「愁嘆場」を見る思いがして思わず唸った。
そして、涙が溢れた。
 
上西雄大監督、ありがとう‥、感謝。