〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます。今日も大入り満員。
〇2019年10月に和歌山・七福座で旗揚げした劇団丞弥、劇団天華にいた澤村丞弥が立ち上げた結成3年目の劇団だ。
★ 鈴成り座スケジュール
09月 三代目南條隆スーパー兄弟・鈴成り座初乗り
☆メンバー
座長 澤村丞弥
澤村琉希
澤村静華
澤村すばる
澤村蛍
澤村花音(はなね)
澤村悠介
ほか
【ゲスト出演】
なおと
橘小寅丸(劇団橘屋座長)
ほか
▩
他
☆顔見せミニショー
☆新作狂言「身代わり道中」
*橘小寅丸が立てた芝居
【キャスト】
橘小寅丸‥盲目の座頭市
澤村すばる‥老母
なおと‥赤穂の陣助
座長・澤村丞弥‥吉良の三太郎
澤村蛍‥菊屋の娘
澤村悠介‥不動の親分
【あらすじ】
倅を捜す盲目の老婆が茶店で出会った盲目の座頭に語り始める。とっつあんの墓所に手を合わせて欲しいと願いを告げる。
倅はやくざになりどこをさすらうか知れない。盲目座頭が倅を探し伝えてやると約し銭まで授ける。
*アドリブと笑いのツボは小寅丸、確かに冴える。
雨が降り出した‥
雨宿りに二人の旅人と娘がひとり
娘は宿屋菊屋の娘でお菊という。
何でもこの旅人はどこかで知り合い二人旅をしていたらしい。この娘に言い寄るもそそくさと去る。
やがて、喧嘩が始まるも座頭の市が茶店から飛び出し仲裁に入る。二人はこれから西と東に別れて旅をせよと言う。
ただ、吉良の三太郎だけはこの場に残れと言い渡す。しかし、二人の思いはさっき合った可愛い娘。
残した吉良の三太郎に座頭の市がたとえ話で案に老母の思いを諭す。話を聴いた三太郎は改心し堅気になると誓う。ならば宿で待つ母に伝えてやれと言い渡し三太郎は宿場へと駆ける。
先に菊屋を探してやってきた赤穂の陣助、目当ては娘のお菊。そこへ老母が待っていると聞いてやってきた吉良の三太郎だった。
またもや、二人は鉢合わせ。
*なおとと丞弥座長の掛け合いが始まる。アドリブの笑いが入るが劇団、座長、役者で芸風の違いがでる場面だな‥やはり『笑い』は難しい。言葉、間、センス、テンポ、など要素があるが私流には『ボキャブラリーセンス』やな
このあと娘お菊ちゃんを巡ってどんな話になるのやら‥
以下のあらすじは省略、乞うご推察を
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・やはり芝居が大衆演劇の肝だ。
・援軍あっての芝居。座長支える男性陣が欲しいところか
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☆舞台口上
・座長のトークはとても巧み
・前売り券&グッズ販売
☆ 花の舞踊絵巻
・オールメンバー
・出色はやはり座長・澤村丞弥の女形の美
・ラスト舞踊‥花魁PART3
【劇団スケジュール】
・9月 香川・仏生山劇場
【画像】