紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信 はてな版

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 映画『太陽の子』を見た

○ まいどおおきに〜映画メモでありんす


 


 

 

STORY

1944年。京大物理学研究室で研究に励んでいた科学者・石村修(柳楽優弥)は、原爆の開発に参加する。核エネルギーの研究に没頭する一方で、科学者が兵器の開発に携わることに対する葛藤を抱えるように。そんな中、弟の裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰宅し、兄弟がひそかに思いを寄せていた朝倉世津(有村架純)も、家を失ったために修の家で暮らすことになる。

キャスト

柳楽優弥有村架純三浦春馬イッセー尾形山本晋也、三浦誠己、宇野祥平、尾上寛之、渡辺大知、葉山奨之、奥野瑛太、土居志央梨、國村隼、田中裕子、(声の出演)、ピーター・ストーメア

スタッフ

監督・脚本:黒崎博
音楽:ニコ・ミューリー
主題歌:福山雅治
撮影:相馬和典
照明:鈴木岳
録音:弦巻裕
美術:小川冨美夫
衣装:宮本茉莉
ヘアメイク:永江三千子
スクリプター:天池芳美
助監督:柿田裕左
制作担当:篠宮隆浩
キャスティング:おおずさわこ
編集:大庭弘之
サウンドデザイン:マット・ヴォウレス
カラリスト:アロン・ピーク
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ

上映時間
111分
 
 

 

○ 見たままを感じるままに  私の見たまま ○

 

「映画 太陽の子」は、太平洋戦争中の日本にも存在した“原爆研究”を背景に、時代に翻弄された若者たちの青春を描き出す。

主役を担うのは柳楽優弥、そして有村架純三浦春馬。彼らがスクリーンに刻んだ熱演は印象に残る。

わが国でも原爆開発の研究がされていたことにふれた映画は初めてであり。それに格闘した学生達がどのような思いでいたかを描いているのは貴重である。

広島の実地調査や噂として広まっていた京都落下説に基づき比叡山で克明に記録しようとする科学者の執念は他の映画では見られない視点だ。

残念ながらあくまでも科学者の狭い世界の一面しか描けずこれからの兵器としての『核』に一石を投じる要素が見られないのは残念だった。

取り組む学生達、研究者たちが時代に翻弄される苦悶まで触れられていないのも心残りだ。