☆ 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます。
☆ 入場者連絡・記名登録、非接触体温測定+アルコール消毒+換気良好。
感染対策はきっちり。
☆ 群を抜く照明装置、技術は特筆すべき。
☆ 席は空けずびっしり満席状態、とても感染大爆発下の大阪とは思えない状態。これもワクチン効果の威力か?明日も予約済で満席とのこと
劇団心の快進撃が続いている。大入りW。
★メンバー (カンゲキ誌による)
座長 碧月心哉
碧月悠人
碧月龍都
碧月暁也
星乃心春
星乃愛叶
星乃恋菜
ゲスト
澤村龍聖 沢村千華
☆ 浪速クラブ劇場 スケジュール
09月 優伎座
10月 鳳凰座
11月 森川劇団
☆ 劇団心 スケジュール
9月 未定
☆ 女形舞踊ショー
・ラスト‥二人しずか 龍都+座長
・女形を超えエロスを感じる超絶の舞踊ショー
★ 特選狂言「劇団心版 安部定」
※ 脚本、演出、構成 碧月龍都
※配役
主演 碧月龍都‥定
碧月心哉‥岡田&吉田屋の吉蔵
碧月暁也‥客の大宮
碧月悠人‥ナレーション・新聞記者
沢村千華‥吉蔵の女房
(あらすじ)
・定の悲運の生い立ちをナレーションで‥
・どろどろとした情念よりもファンタジックなアニメのような、ドロップのような始まり
・大宮という男の世話になりながら探し求めているのは優しかった岡田という男だったが‥
その岡田はハンセン病を病み瀬戸内の島に隔離されていた。
定は必死の思いで働き岡田を待とうとする。勤めたところが吉田屋。
ここで、吉蔵という主人と出会う。
その男は会いたいと思い続けてきた岡田に瓜二つだった。
運命の赤い糸はつながり、二人は抜き差しならない関係となる。
やはり、この芝居のハイライトは愛憎の極地から踏み込む紅蓮地獄。
おどろおどろしさが渦巻く猟奇殺人をどう描くかだが舞台で描く難しさがまとわりつく題材だ。
碧月龍都は終始一貫、かわいい女・定を演じる。(曲・SADAのサバダバダ・マキ凜子)
あとの展開は舞台で‥
* 碧月龍都の熱意と闘志を感じる舞台だった。
中々、難しい題材なのに脚本、演出と大奮闘。
熱烈に声援を送りたい。
☆ 大衆演劇的というより、小演劇的な仕上がり
★ 参考 阿部定がテーマの作品
★口上挨拶 座長 碧月心哉
・笑いの間が絶妙な座長トーク
・
☆トークは実に小気味よくさわやか。最近のニュースなども織り込みながら軽妙に笑いも交えて。
☆舞踊・グランドショー
・さまざまな工夫をこらしたショーがたのしい。*劇団心のエポック
【画像】
☆この劇団にやってくる人が特徴的なのだ
芝居が好きなおっさんもいるし、もちろん若い若いファンはたくさんだ。劇団神龍も同じ特徴をもつ。新しさと古さの融合型。そして、芝居に見せ場があるからだろう。座長の芝居へのこだわりが魅力だ。やはり大衆演劇は80パーセント芝居の良さが生き残りの大事な要素だ。これがコロナ禍で私が見てきたものだ・紀州屋良五郎