紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信 はてな版

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 眩しいばかりの金のせりふと名舞台 南條隆とスーパー兄弟 鈴成り座 2021/09/13

〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます

▲スーパー女優 花形 魔裟斗 

 

〇現在の体制では鈴成り座は初乗りになる

〇芝居は秀逸、ショーも洗練。連日満員御礼

◉日本一座員が多いのがこの劇団、次いで都若丸劇団。関西公演は今月が最後になる。

 

★ 鈴成り座スケジュール

10  おもちゃ劇団

11  劇団九州男

12  劇団九州男

 

メンバー

総座長  龍美麗

座長  三代目南條隆

副座長  南條勇希

花形 魔裟斗

花形 一城風馬

 一平

一條春己

一條星弥

一美皇也

一條嵐志

南京弥

天生蛍

北條めぐみ

一條椿

一條みずき

一條花火

紅ほっぺ彩羽

係長 倉之介

大路にしき

はちみつ十和

二代目  コピーたかし

ベビーかつとら

どすこい琴羽

和・一信会会長  南條隆

 

☆ 顔見せミニショー

 

☆ 芝居

     「小諸の血しぶき」 

    「生首仁義」という外題で演じる劇団もある

キャスト

・龍美麗‥白鷺一家二代目親分 佐太郎

・三代目南條隆‥白鷺一家代貸 忠造

・龍魔裟斗‥三代目若親分  銀次郎

・南條勇希‥横車一家親分

・一城風馬‥白鷺一家子分

 

ほか

 

【あらすじ】

横車一家親分が白鷺一家のジマを狙っている。

 

娘・お竜を使い、兄が旅に出ている隙を狙って気の弱い三代目銀次郎親分を落とし入れるところから始まる。

 

若親分、銀次郎ははヤクザの後を継いでいるが、気が弱く争い事が嫌いである。

 

謀にまんまとかかった若お竜・銀次郎。それに因縁を付ける横車一家。代貸が割って入り宥めようとすれども事は収まらない。

 

シマを差し出すか命を差し出すかの難題。

 

一家へ戻って談義をしている最中に兇状旅の途上、兄の二代目が立ち寄った。

 

事情を察した二代目は銀次郎の心の隙を昏々と責める。

 

二代目は、銀次郎の前に匕首を差し出し迫る。

 

血肉を分けた俺の気持ちがなぜわからない!斬れ!と振り絞るように、涙ながらに迫る。

 

おいらが腹を切れば父母も兄貴も褒めてくれるかと叫び‥男のけじめをつけた。

 

兄ちゃん、おいら、は、自分で腹を突けたよと‥真っ暗で何も見えないよ‥親父、おふくろがにっこり笑って手招きしているよ、兄さん

 

仙蔵と長吉が帰って来て、三代目の亡骸と対面する

 

事切れた三代目を抱き起こして、

「なぜ、なぜ若を手にかけなすった!」

 

と涙ながらに二代目を問い詰める場面は感涙

自ら決着つけたと聞き心は既に憎き横車一家追討へと馳せる。

 

万感の思いを秘め、二代目は首を抱えて花道を行く‥首を受け取った横車親分、ツバを吐く非礼。堪忍袋はここまでと二代目、白鷺一家が追討成敗の血しぶきを散らす

 

☆ 名舞台、名場面、名殺陣で魅せるスーパー兄弟の舞台は余韻と深さに満ちている

 

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☆ 劇団口上   座長・三代目南條隆ほかメンバー

 

・お客様から寄せられた質問箱に応える

・劇場イベント参照

・前売り券&グッズ販売

 

☆ 舞踊ショー

 

・ラスト「兄弟仁義

 

【画像】

言葉が生きている・向上し続ける劇団、南條隆とスーパー兄弟・紀州屋良五郎