紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 花柳願竜劇団 堺駅前羅い舞座 2021/09/26

 まいどおおきに〜観劇メモでおます

★ 堺駅前羅い舞座は初乗り

 

【花柳願竜劇団これからの予定】

10 群馬・三国館

11  単発

12 九条笑楽座  

 

堺駅前羅い舞座の予定】

10 劇団雪月花

 ・11 

 

メンバー

座長  花柳願竜

花柳さつき

花形  花柳竜乃

二代目 香賀峰子

若頭  あつし

潤平

ゲスト

北内妖子

 

 

 ★芝居「お役者仁義」

 あらすじ 

 

花柳竜乃‥定吉

座長‥市川団三師匠&中川の旦那

香賀峰子‥座長・小染

花柳さつき‥料亭女将

潤平‥筆頭与力

あつし‥目明かし

北内妖子‥小染

ほか

 

 簡単なすじ 

・伏せっている座長のもとへ団三師匠がたずねてくる。話があると定吉に席をはずさせ、俺の女にならないかと難題。あっさり袖にされる。

・稽古をつけてやると切り出し、数々いびる師匠。陰でみていた定吉は師匠が虐げられているのを見て団三師匠を殺める。

 

座長は定吉の身を案じ、ほとぼりがさめるまで逃げよと差配する。定吉の帰りは何年でも、この掛川でまっていると。

 

定吉の出世狂言・山崎街道の定九郎の衣装を着付けてやる座長。与力に追われその場から逃走する定吉

 

場面かわり料理屋の前

 

目明かし二人が定吉の事を噂している。そこへ、旦那がやって来た。座長は芸者になり定吉が罪を免れるため300両をつくるのであった。

しかし、その小染を狙っていたのが中川の旦那だった。

丁度、その頃、掛川の宿船着場に舞もどってきた定吉

 

定吉の登場は歌舞伎 山崎街道の再現

 

女将と語らう定吉は事の次第を耳にする。芸者の身受けには25両のカネが要ると言われ定吉がさっと取り出し女将に渡す。

 

中川の旦那に手籠めにされそうになる師匠を渡世人になって帰ってきた定吉が仇を討つ。

 

好きな定吉と添い遂げたいと願いしも命の灯火ははかなく消え悲恋の帳が降りた。

 

 

口上挨拶  花柳竜乃若座長

・前売り券&グッズ販売

 

舞踊ショー 

・ラスト  ラスト:ダンシングヒーロー

 

【画像】

 

緻密な構成、小道具へのこだわり練り上げた芝居とショーで魅了・紀州屋良五郎