〇 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます 本日 大入り!
☆ 副座長まつり 黒潮優まつり
熱演で決まる名狂言
〇 イベントは別掲
〇 今月は1500円
〇 時短2時間30分
〇 大入り
☆メンバー
座長 黒潮音之
副座長 黒潮優
総座長 黒潮次朗
黒潮花千代
後見 神楽良
他
〇 芝居「三浦屋孫次郎」
☆黒潮優 主演
【あらすじ簡略】
笹川の縄張りを荒らしたために報復されたにも関わらず、腹の虫の収まらない飯岡助五郎は、子分の三浦屋孫次郎に、笹川繁蔵を闇討ちして来い、と命じる。
勘弁してくれと孫次郎は断る。
しかし、孫次郎は7年前旅の途中で病の母と知恵遅れの妹を抱え途方に暮れてた時、笹川繁蔵に助けられた恩があったのだ。
だが助五郎は、親の言うことが聞けねえのか、一回の恩と7年間の恩とどっちが重いんだ、と孫次郎を許さない。
孫次郎は仕方なく笹川繁蔵を待ち伏せし、刀を抜くもそれは形だけで、繁蔵に斬られて自分は死ぬつもりだった。ところが斬ったのは孫次郎を見届けるためについてきた成田屋だった。
その様子を見抜いた繁蔵は、訳を聞こうとするが、見届け人として隠れていた成田屋に後ろから刺されてしまう。
その成田を、孫次郎が斬って制し、繁蔵親分7年前の恩を仇で返すようなこととなり申し訳ないと詫びた。
繁蔵は、おめえはあの時の若者か、おっかさんは達者かい、と母の心配までしてくれた。
さらに、俺の首がなければおめえが困るんだろう、なら首をとりな、とまで言ってくれた。
そんなことはできないと躊躇する孫次郎をみて、繁蔵は自ら腹を突き、孫次郎に首をはねさせる。
今わの際で繁蔵は、俺の首を持って行き身のあかしを立てたなら、そのあと首を笹川一家へ届けて欲しい、と孫次郎に託し絶命した。
孫次郎は、繁蔵の首を持って一家へ戻り、飯岡助五郎に見せると、助五郎は繁蔵の生首にタンを吐き凌辱したうえで、孫次郎、おめえは破門だ盃は水にすると言い渡す。
7年間飯岡に仕えた仕打ちがこれなのかと孫次郎は一家を去る。
そして三浦屋孫次郎は繁蔵の首を持ち、笹川一家へ届けにいく。笹川一家では、首のない繁蔵の弔いで姐さんや若い衆が悲しみに沈んでいた。
孫次郎は、繁蔵の首を差し出し、笹川一家代貸の勢力富五郎と対峙する。
ところが、どうも様子がただならない。霊前に首を供え泣き伏している。しかも、陰腹を突いて血を垂らしている。
勢力富五郎に向かい三浦屋孫次郎は事の次第と我が思いを切々と語るのであった…
★ 胸に迫る涙溢れる熱演、黒潮優 副座長に大拍手だ!
★今の世のどこに、こんな筋を通した生き方がある。
けじめをつけられないばかりか自らの咎を人になすりつける奴ばかり。
ちょつとは大衆演劇の芝居を見るがいい。この国の議員さん達よ!
★ それにしてもこんな悲しい芝居はない。
■口上挨拶 黒潮音之 座長
・劇団グッズ、DVD、レイの販売
・イベント紹介など
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■ 舞踊ショー
・ラスト 大江戸ディスコ
・大半が個人舞踊、更なる工夫がほしい。
□画像□
迫力満点の芝居とショー・紀州屋良五郎