紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信 はてな版

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 正舞座 御所羅い舞座 2021/10/08

見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます。期待は絶対裏切らない劇団だ。

結成3年、益々充実の舞台。

 

 

 

 

 

 

当ブログ 絶賛おすすめ劇団  芝居の精度は星5つ

正舞座のイベント演目は劇団公式Twitter参照

正舞座(しょうぶざ)は芝居で真剣勝負する劇団だ!そんな劇団が私は好きだ。

 

ゲスト・かつき夢二

 

メンバー

座長  要正大

颯天蓮

陽月ゆり

舞咲早耶香

舞咲花奈

舞咲碧士

陽月輝哉

後見  かつき浩次郎

 

芝居「男の友情」

<あらすじ>

要正大‥万吉

颯天蓮‥千吉

陽月ゆり‥油屋の女主

かつき夢二‥駕篭屋のおかみさん

?‥お嬢さん

 

あらすじ

仲のよい駕篭屋、千吉、万吉の物語。

 

密かに30両を貯めていた万吉が女将さんからカネの無心を云われる。カネを貯めた訳を聞かれて万吉が打ち明ける。それは、お嬢さんと添いたい為めだった。

 

聞いた女将さん。娘と添わせてもいいが、実は娘には約束した男がいた。そこを、なんとかと知恵を絞る女将さん。

 

 いつ見ても楽しいのが座長と颯天蓮の掛け合いのうまさだ。間とアドリブが絶妙なのだ。

 

駕篭屋の仕事の帰り道、千吉・万吉の二人が

川辺で「手紙」を拾う。

その手紙には大事な掛け取りの金30両を落とした為に心中すると書いてあった。それを見た千吉が万吉にカネを出してやったらどうやと切り出す。

 

水音が聞こえる。どうやら飛び込んだようだ。

万吉は川に飛び込んだ二人を助ける。

その娘は船場の油屋の娘。

 

瓦版にも書かれ話題になる。しかし、そこには、千吉が助けたと書いてあった。

 

駕篭屋の店先に現れたのが油屋の女将さん。

立替えてもらった30両に加え御礼をもって訪れた。ついては、駕篭屋の皆さんに鰻を振る舞いたいといいだす。鰻の浪花屋へ招待するからと立ち去る。

 

真相を知った万吉は気が収まらない。人助けでお嬢さんの心を射止めたかった万吉。つらい思いを堪えて千吉が助けたことにして功を譲るのだった。

 

しかし、駕篭屋のお嬢さんの心底惚れていたのは千吉だった。万吉はつらい思いを胸に古郷へ帰るときめる。

 

千吉思いの万吉、男の友情は極まれり。

 

 ええ男や万吉、義理もわかるし、人情の機微もわかる。人の難儀を助けたら回り回って自分にかえる。要正大ならではの味のある芝居を見た。

 

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*実に迫力ある芝居、決まる芝居、さすがだ。隙がない。芝居の醍醐味を感じる劇団。

 里見要次郞に入門し、若葉しげるからも芝居を学ぶ本格派の座長、それが要正大だ。

人情芝居は泣かしてなんぼ!

 

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☆ 舞台口上   要正大座長

・ゲスト紹介

・前売り券&グッズ販売

 

■ 舞踊ショー

 

ど肝抜くバラエティに富むショー構成、さすがだ

 

ラスト:暗夜の心中立て〜吉原ラメント

 

 お客様を徹底して楽しませる座長・要正大!

ラスト  

 

芸道魂を燃やし尽くす熱狂的舞台。

総勢、新人含む、きっちり舞踊揃う群舞の華麗さは大衆演劇界指折りといってもいいぐらい美事。

 

【画像】

芝居もショーも緻密な演出と完成度は最高・紀州屋良五郎