紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信 はてな版

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 戟党 市川富美雄一座 ロング公演 木川劇場 2021/10/16

〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます 

1年ぶりの大阪の劇場公演、木川劇場は昨年に続いて3回目

 

 大衆演劇とは少し違った劇風、小演劇風といか新派風といか  出し物も演出、口説も、かなり違う劇団だ。しかし、これから大きく伸びる新しい大衆演劇のかたちだ。見るべし見るべし。

 

〇劇団晴空(はらから)を座長の子供さん達5人で立ち上げ幅広く活躍の場を広げる

 

洗練された舞踊レベルと目を見張る芝居!

 

☆()夜の部は18時ではなく1730分開演です。

 

🔸劇場スケジュール

11  劇団殿下

 

メンバー

座長  市川富美雄

紀訥紀乃

實川加賀女

實川菜々美

實川結

市川千也

小川紗矢香

實川樹

實川輝那

中海加津治

谷川恵那

NOBU

北斗

花島直也

 

★ 特別ゲスト  梅田英太郎総座長

 

 

 

 

☆ 顔見せミニショー

 

 

★ ☆芝居「夏祭り 団七しぐれ傘  一幕三場

 

キャスト

 

・団七九郎兵衛‥實川輝那

・武蔵屋親分‥梅田英太郎

・お仲‥實川加賀女

・松が峰‥市川千也

・武蔵屋女房‥谷川恵那

・三公‥花島直也

・義平次‥市川富美雄

・義平次子分‥實川菜々美

ほか

 

【あらすじ】

 

今日のお芝居のもとになった芝居は歌舞伎の「夏祭浪花鑑」  だが、大衆演劇版として伝わる演出で上演。

 

 

 休み処の場面

おなかに縁談を持ってきた親父。その縁談というのは団七の妹おなかを番外組の幼女にしたいという話だ。ところが、おなかには好いた男がおり、団七は武蔵屋の親分のところで預かってくれと願いでる。

 

 

 武蔵屋の家

親分がお仲を連れて帰ってきた。旅人部屋へと丁重に案内してやる。女房がなにやら、祭りのことで親分と二人で出かけることになり、留守を三公にたくす。義平次の親父がたずねてきてもお仲は居ないと云うよう含める。

 

義平次がやってきた。三公は四苦八苦しながらお仲を隠そうとするがあっさり居留守はばれてしまいお仲は連れ去られる。

 

そこへ、やってきた団七、事の次第を察し、お仲を追って駆け出した。

 

 

 長屋裏の場

団七は強欲な義平次に30両でやりとりするも、揉み合いになりとうとう親殺しに至る。

 

所狭しと跳ねる団七、圧巻のクライマックス。

 

 

*歌舞伎の所作、様式美、演出は随所に取り入れつつも、その部分だけが浮きあがるため統一感に欠け、なぜか全体を通しバランスを欠いた展開になっている。

さらに、ひと工夫欲しいところだ。惜しい!實川輝那の所作、奮闘は素晴らしい。

 

大阪の夏  祭りの賑わいと凄惨な親殺しの部分は派手な演出が欲しかった。

 

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★ 劇団口上  座長 市川富美雄

 

・前売り券&グッズ販売

・オリジナルお面手ぬぐい

 

歌と踊りのバラエティショー  

 

☆ ラストショー「京ごよみ~沖田総司~」

かなり工夫を凝らした見応えのあるショー 芝居仕立ての組ショー

 

【画像】

 

姉弟とファミリーが心を合わせ紡ぎだす珠玉の芝居と目を見張る新鮮なショー  今こそGOTO旅芝居です ぜひとも一見を・紀州屋良五郎