〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます。
〇 連日大入りが続く
〇 いや〜それにしても、久しぶりの観劇やなぁ
〇 私がおもちゃ劇団を見たのは大阪・住吉にあった劇場で祖父に連れられて見たのが最初でまだ5歳ぐらいだった。もちろん初代おもちゃの時代である。あれから、半世紀が流れた。
★メンバー
座長 市川おもちゃ
太夫元 市川恵子
市川小恵子(花形)
市川小もちゃ
市川小ぜに
市川ななみ
三好かずや
市川小扇
他
黒潮幸次郎(座長)
★ おもちゃ劇団
04月 三吉演芸場
★ 八尾グランドホテル
04月 市川英儒 優伎座
☆芝居「旅人若親分」
〈配役〉
座長 市川おもちゃ‥江戸屋蝶二郎親分
市川恵子‥母
市川小恵子
市川こもちゃ
市川小ぜに
三好かずや‥先代親分
黒潮幸次郎‥鬼太郎
市川久美子
市川ななみ
ほか
〈あらすじ〉
倅が帰ったら跡目をつがそうという親分。
自分はおちかを後添えに迎えたいと切り出す。
女中のおちかが呼ばれ、いきなり酌の相手をさせながらしつこく口説くも靡かないおちか。
割って入る旅人が仲裁に、‥あまりに年が違うと、数々のくすぐり。(笑い)
酔いが回った親分が刀を抜き暴れはじめ、ふとした弾みで仲裁の旅人があやめてしまう。
おちかを逃がして旅人も旅へでる。しばしの時ながれ、旅人は郷里に戻り、母と対面するも、そのヤクザ姿に頑なに母は親子名乗りすら許さない。
銭はすべて娘に持たせてやったというやますます頑なになる母。そこへ、追っ手が迫る。
母を演じる太夫元・市川恵子のいぶし銀の芸がひときわ光る。そこへはいってきたのが跡目を次いだ若親分だった。
若親分は、母親に倅・鬼太郎の所在を尋ねると潜んでいた鬼太郎は詫び、母親の前で切り刻まれるのだけはご容赦願えないかと頼み込み、
母に別れをつげた後、そっと暗示をかけ、人の情けをかけてやるのであった。
この芝居の展開と結末は劇場で‥
Adoの「うっせぇわ」を間奏曲に使うあたりなんざ新感覚の人情劇だ。大衆演劇が今日までつづく源泉はここにある。
☆舞台口上 市川恵子太夫元
・グッズ販売のみ
・お客様を引きつける工夫があれこれと
☆ 舞踊ショー
・オープニング
・ラスト やくざ若衆まつり唄
【画像】