☆ 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます。この劇場は今回で二回目だ。
☆ 布施は大衆演劇の似合う町だ。あと、大阪に劇場をつくるとしたら天六・天満、港・市岡、旭区・千林界隈もいい。
☆ 舞台はどこに座っても見やすい。座り心地の良い椅子、ホルダー付き、トイレはウォシュレットなど設備はさすがだ。澤村千夜座長がお客さま目線で作った劇場だ。
☆ これからはおもてなしの心が満ち溢れた劇場が根づくだろう。
和歌山の紀三井寺は参拝客の高齢化による要望に応えてケーブルカーまで新設したぐらいだ。数分で本堂まで直結し参詣者増につながった。
☆布施駅前商店街一帯のたくさんのお店に劇場のポスターがある。
いかに、劇場が集客に奮闘しているか伺い知れる。
会員になると特典もいっぱい。
★この劇場は入場券購入にクレジットカード、電子マネー(ICOCA、PayPayなど)が使える。おそらく全国でここだけだろう。
☆メンバー
座長 市川かずひろ
座長 市川たかひろ
副座長 中村喜童
肥前隆次
市川実蕾
市川みづえ
春乃みさき
他
☆芝居「風来坊故郷へ帰る」
〈あらすじ〉
門松角兵衛親分(中村喜道)と子分の亀が前振りのような会話をしている。どうやら親分は娘との出会いを求めているらしい。その本命はおつゆちゃんだ。子分におつゆを探して来いと命じる。
娘を見つけ連れ去ろうとする子分(肥前隆次)。そこへ通りかかった旅烏(たかひろ座長)、娘を助けて逃がしてやる。
子分は、このやろう覚えてやがれと去って行く。
笑って見送る旅烏、名を音二郎と言い、3年振りにこの地に帰ってきた男だ。
さてこのあとは、実家に戻り長脇差を捨て、親同志が決めた許嫁と一緒になり、とっつぁん(かずひろ座長)に親孝行をするつもりだった
許嫁に渡す簪を懐に、実家に行くと、許嫁のおつゆちゃんは五助(市川実蕾)といい仲になっており、腹には子までいることを知る。
たかが3年、されど3年かぁ 待つ身になれば長い年月。
さて、どうするか、ここはおいらが手を引くしかないなと、音二郎は一度実家を離れるが、その間におとっつぁんもおつゆちゃんも五助も、門松角兵衛とその子分に連れ去れてしまう。
そのことを知った音二郎、おいらが三人を助けにいかねばならぬ。音二郎は長脇差を手に、門松角兵衛一家へ向かうのであった
* 乗り込んだ、音二郎の間合いが冴える、殺陣も啖呵も決まる。親父の末まで案じ情をかける。情の任侠旅はホロリとさせて幕。
花染音二郎と呼んでおくんなせいよ。
☆ 口上挨拶
座長 市川かずひろ 市川たかひろ
副座長 中村喜童
・今を楽しんで生きるには大衆演劇をみることですと座長は語る。
・大入り頂きました。
・劇団グッズ、前売り券販売
☆舞踊ショー
・ラスト 悲恋愛染川
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