紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信 はてな版

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 嵐瞳劇 梅南座 2022/09/21

 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます。

  燃えたぎる座長の芝居魂

 

 

 味のある深い芝居は嵐瞳劇  充実の演目が連日

南座 スケジュール

10 黒潮劇団

 

嵐瞳劇  スケジュール

10  国立文楽劇場  10/19

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芝居「泣き虫兄弟がらす」

 

《配役》

嵐山瞳太郎座長‥兄・源太

嵐山心次郎‥弟・清次

葉山萌香‥若旦那

高野花子‥婆や

葉山桃羽‥おかよ

長縄龍郎…熊五郎親分

ほか

 

 

芝居の流れ

 

大衆演劇定番の芝居。

 

とっつあんが亡くなり旅にでていた喧嘩場にいる兄弟のもとに婆やがやってくる

兄弟のどちらかでも古里に戻り、庄屋の跡をついでくれと懇願する。

すぐに戻れない兄は弟に先に故郷へ帰り、堅気になり、あとを任すと告げる。

 

かねて好きだった、おかよが待つと思うとうれしくなり、故郷へ足を向ける弟だったが、おかよには

かねてから思いを寄せた若旦那がいた。

 

行く末が気になり、兄が故郷に帰ってみたら…酒浸りの毎日をおくる弟がいた。

訳をきけば、それは、おかよを好きな男と一緒にさせるため敢えて仕向けた振る舞いだった。

 

この芝居のラストは、二人してお面で涙を隠し、故郷を出ていく、なんともいえない兄弟愛を描いている。

 

私には、愛弟子・心次郎の卒業に思いを託した座長の涙のような気がしてならなかった。

 

泣くな愛する弟よ、そういう兄も泣けてくる

 

一途な座長に、真剣な弟子の道。

 

五年間、ほんとうに素晴らしい舞台を綴ってくれた嵐山心次郎さんのこれからの

人生に幸多かれと祈らずにいられない。

 

(心次郎さんの卒業公演は25日梅南座・上州三盗伝、在籍は10月公演まで)

 

ありがとう、嵐山心次郎。

 

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舞台口上  (嵐山瞳太郎座長)

・いつも芝居にかける熱い思いを語る

・同じ芝居でも劇団が異なると演出・音楽にも違いが出て趣の違ったものになると芝居観を語る

・座長率先で前売り券&グッズ販売

 

歌と踊りのグランドショー

 

☆ ラストショー

・舞踊「一本釣り」

 

 

 

【画像】

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旅立つ愛弟子心次郎への熱き思いが満ちて胸に迫る・紀州屋良五郎

 

 

メンバー

座長  嵐山瞳太郎

葉山萌香

葉山桃羽

葉山花凜

嵐山心次郎

葉山京香(太夫)

高野花子

長縄龍郎(劇団龍の風 座長)