紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信 はてな版

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 一竜座 九条笑楽座 2022.10.03

〇一竜座の観劇は4年ぶりになるかな。メンバーも随分変わってしまっている。

 

☆ 結成直後から見てきた。なかでも圧巻はオーエス劇場だった。きら星のようなメンバーをよりすぐり集めた華やかさは目をひいたものだった。

 

☆芝居のほか歌唱力・舞踊の素晴らしさは見応え充分「座長の力」で勝負する劇団だ。

 

▲年内のラインナップは上のようになる。なを、今月の「一竜座」はこの劇場は初乗りとなる。座長によると今までの興業系列から離れ、現在はフリースタイルになったためと語っていた。

 

☆連名表をみたら「花形・あおい龍一」の名はテープで消しているが退団したのではないらしい。

☆天昇屋心竜は「劇団要・座長だった長谷心平から改名」

☆友情出演は劇団澤村から花形の天海翔と天海琴音、時に座長の澤村謙之介も

大衆演劇でも値上げするところが多くなった(呉服座・羅い舞座など)が、田岡系列は今のところ値上がりはなさそうだ。

 

 

芝居「天竜  筏流し」

 

【あらすじ】

 

旅から帰った佐太郎は親分は死去し桔梗屋の跡目を継ぐことになった。

先代親分から預かった檜の山の采配は今は佐太郎。

 

そんな時に訪ねてきたのが草津大五郎。今はこの地の親分だった。

その草津大五郎が手に入れたいのが桔梗屋の権利だった。

 

偽証文まででっちあげ亡き親分の借財50両をふっかける。

佐多郎は山のせりが終わったら返すと言うも額を割られる責め苦を受ける。

 

山の競りには元手がかかる。だが…そっと工面する先代の娘。

苦労の甲斐あり再び手にする檜の山

 

草津の仕返しは筏流しだ

艱難辛苦のすえ、親分殺しを自白させ、見事、大恩かえすという筋書き。

 

 

配役 

親分・草津大五郎‥座長  桔梗屋の佐多郎‥天昇屋心竜  ほか

 

 

多彩な座長のアドリブがいろいろ飛び出すが巧みに受け返すのがこぎみよい。

どれだけ脱線しても本筋の芝居に引き戻す力に大衆演劇の間を掴む力量を感じさせる。

 

 

☆歌謡ショー 歌&舞踊 途中で前売りと口上挨拶

 座長  あおい竜也

☆花の新歌舞ショー  

 

【画像】

一竜座は一流座であってほしい、再びの隆盛を願う・紀州屋良五郎

 

劇団雪月花 の 「天竜筏流し」 記事