〇 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
〇 たくさんの祝い花輪とゲスト出演で一座華やぐ。
フリー座長としての一つの公演形態。これができるのはやはり人脈、仁徳、そして何より実力がものをいう。本日昼の部は約60(定員111)。
▲自転車が並ぶのは地元のお客様が定着している証
▲座り心地のよい椅子は松山のシネマから移設。 ドリンクホルダーもある。
★ 大入り御礼はつづく。最少の日でも昼夜で150は入る。それにしても、この華舞台 星天座の快進撃は凄いものがある。並々ならぬ劇場の取り組みは関西オンリーワンだと言い切りましょう。わずか、1年だよ。
★今月のゲスト出演の日は予約でほぼ席が完売、立ち見になったり、入場制限があります。宝海大空、大川良太郎など華やかなゲスト多数を予定している。劇場さんへ要確認。
★劇団一旗の構成メンバー
☆座長 早乙女紫虎
澤村龍聖
音羽屋幸枝(山戸一樹 改め)
城津果沙
沢村千華
㐂樂屋斎右衛門
他
☆ 華舞台 星天座スケジュール
12月 劇団神龍
1月 澤村千夜
2月 嵐瞳劇
3月 森川竜馬劇団
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☆ 狂言 「人情深川流し」 (80分)
大川お堀端
老境の親爺が仲立のカネにめがくらみ、抵抗する可愛い娘のお花を油問屋伊勢屋の旦那(老人)に嫁がせ、亡くなったあとの財産を狙おうと企てようとしていた。
元はといえば、長吉とお花の二人は棄て子。それを育て面倒を見てきたのがこの親爺だった。
義理と人情が絡む大衆演劇的ワールドのはじまりだ。
長吉が止めに入り、揉み合っている間に過って父っつあんを斬って逃げて行く。しかし、これはかすり傷。
それを見ていた十手持ちの七五郎は、親爺を殺し、長吉に罪をなすりつけ、借金もチャラにしてしまう。
長吉の家
十手持ちの七五郎が長吉を親殺しの罪で捕まえに来る。
そこへ長吉の兄貴分の徳蔵が長吉を囲まい、七五郎に面を割られながらも長吉のために辛抱して、知り合いの船頭のいる渡し場から木更津に逃げるられるように助ける。
渡し場
長吉が渡し場に来たところを七五郎に見つかり、七五郎一家と長吉が対決。
長吉が船頭の佐吉に長吉を縛る縄を要求するが、佐吉は短い縄や中途半端な縄を渡して笑いを誘う。
首尾よく、逃がしたところで幕。
☆所感☆
・音羽屋幸枝さん(山戸一樹さん)が加わるだけで芝居の深みがかわるのだ。こんな方はほんとうに少なくなった。
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☆口上挨拶 早乙女紫虎
・楽しく元気よくをモットーにやっております。
・支えてくれる周りのメンバーがたいへんですが隣のコーナンの鯛焼きをエサにして釣りながらやっております。ぜひ、ご来場をと座長。
・この明るいキャラが客席と楽屋をあきさせないのか 不思議な魅力の早乙女紫虎座長なのだ。
☆舞踊ショー
・工夫こらした飽きさせないショー構成
・ラスト舞踊 ブリザード
【画像】
早乙女紫虎はなんて嫌味のない役者だ。キラキラ光る芸風と引きつけ力に人は集まるのか・紀州屋良五郎