〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
〇 鹿島劇団参加、岬寛太座長、昴斗真、雷照龍翔 参加
★ 羅い舞座堺駅前スケジュール
02月 劇団天華
☆劇団雪月花 スケジュール
02月 やまと座
05月 夢芝居
★メンバー
座長 桜川翔
近藤光
桜川明音
大和 樹
桜川茉那(女将)
ほか
🔸マンスリーゲスト
☆鹿島劇団
二代目鹿島順一座長、雷鉄命
☆岬寛太座長
☆昴斗真、雷照龍翔
* 実力者揃いのラインナップになった。
☆顔見せミニショー は無し
〇芝居「甲州の鬼 若き日の黒駒勝三」
*
■ 配役
座長‥黒駒勝蔵
近藤光‥岡倉一家親分 大五郎
二代目鹿島順一‥岡倉一家子分
昴斗真‥黒駒一家 金次
岬寛太‥黄桜一家の政右衛門
桜川明音‥黒駒勝蔵の女房おきち
大和樹‥岡倉一家子分
雷鉄命‥黒駒一家 金次の弟・玉太郎
ほか
☆あらすじ☆
* だいたい省略
* 大ボケかます二代目、狂言を回し、混ぜかえす芝居も楽しい。
まさに、芝居で遊ぶ境地を見せてもらった。名優の技量はさすが芝居を活かす。
これ、また、楽し。
名脇士が桜川翔座長を盛り立てる芝居をする。
いわば、鬼に金棒ならぬ鬼が金棒を引き寄せた合作の妙ともいえる芝居が展開されている。
これこそ、バージョンアップした雪月花流の芝居の世界とも言えそうだ。
<ざっとしたあらすじ>
旅に出た黒駒勝蔵が留守中の黒駒一家では、岡倉一家の魔の手が伸びていた。
黒駒一家の金次は、弟の玉太郎とともに、岡倉の手の者に斬られ死んだ。
それを知り怒った勝蔵の叔父は、単身岡倉一家へ乗り込むが、岡倉に足を洗うとだまされ、酒に毒を盛られ死んでしまう。
勝蔵の妻お吉は怒りと悲しみに嘆き仇討ちにと向かう、そこへ、タイミングよく甲州の鬼と呼ばれた勝蔵が、旅から帰ってくる・・・
題の「甲州の鬼」とは、大ものやくざの黒駒勝蔵のことである。
桜川翔座長が演じる黒駒勝蔵は、お芝居の最後に一瞬登場して、見せ場を一つつくる。
むしろ全編を通して、怯えをもって語られる影の存在、、場面は少ない珍しい役どころだ。
* 90分を超える長丁場の芝居となった。それでも飽きさせないのは不思議だ。
鹿島マジックか?
* 最後は座長の大立ちまわりで幕、特筆したいのは、芝居の器量を上げた桜川明音だ。
活躍が眼を見張るばかりか格段の成長が素晴らしい。
* これからの劇団雪月花を想うと‥
〇 かなめとなる副座長がいればいいなと思う。実質的な要は《近藤光》さんであることは長年みてきたひとなら一致するところだろう。いち早い就任があればいいなと願う。
☆ 口上挨拶 桜川翔座長
・盛りだくさんの今月のイベントを紹介
・前売り券&グッズ販売
・きょうの芝居は二代目鹿島順一座長がたててくれました。
■
★歌謡舞踊ショー
・かなりバージョンアップしたショー構成
☆ラスト・梅川忠兵衞
【画像】
磁石のように引き寄せるパワーが半端じゃない座長と劇団メンバー、不思議な劇団それが劇団雪月花・紀州屋良五郎