〇 本年の初鑑賞映画となります
〇 予告編
〇概略
- STORY
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娘とハワイに向かう飛行機恐怖症のジェイ・ヒョク(イ・ビョンホン)は、空港で自分たちにつきまとっていた若い男性(イム・シワン)が、同じ便に乗っていることに不安を覚える。飛行機が離陸して間もなく乗客の男性が死亡したことをきっかけに、乗客たちが次々と命を落としていく。一方、妻とのハワイ旅行をキャンセルした刑事のク・イノ(ソン・ガンホ)は、妻が乗った飛行機がバイオテロの標的になったことを知る。
- キャスト
- スタッフ
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監督・脚本:ハン・ジェリム
- 上映時間
- 141分
- 〇 私が見たまま、感じたままに綴る 〇
- 実にうまくできた映画だ。主演のソン・ガンホの名演が冴える。
- なんども、ハラハラさせながら見せ場をつくる。新しいタイプのホラーを混ぜ込んだ仕上がりだ。
- 確かに、ウイルステロにうってつけの場所は飛行機内、バイオテロの犯人はウイルスに詳しい研究者。そして、殺人ウイルスが生み出されたのは製薬メーカーの研究室。
- 材料は全て揃った。
- 武漢の研究室由来といわれる昨今のCOVID 19の発生にもどこか通じるところが有り、興味がつきない。
- フィクションながら、ひとつだけ、これはわが国ではあり得ないというストーリー展開が目をひく。
- 国土交通省の大臣が体を張って米国に製薬メーカーの責任を追及し、大統領に掛け合い抗ウイルス薬を緊急放出を迫るシーンだ。その有効性があるなら汚染された航空機たりとも着陸、乗員の救出を誓わせるところは非常にリアルで迫力に満ちていた。
- 体当たりで、人体実験をかってでる
- こんな、政治家が日本にいたならここまで没落した様をみることはないだろう。
- 話の展開か巧みで結末にキッチリヤマ場を見せてくれた。
- 月並みだが、『少しでも希望さえあれば必ず生き抜く事ができる』というメッセージをこの映画から受け取った。ここに、貴重な学びがあると感じた。