☆ 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
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☆ 公演演目など
【花柳願竜劇団スケジュール】
・02月 堺東羅い舞座
・03月 蓬莱座
・04月 オーエス劇場
【梅南座スケジュール】
・02月 おもちゃ劇団
・03月 劇団輝
・04月 劇団大川
☆メンバー
座長 花柳願竜
若座長 花柳竜乃
花形 二代目 香賀峰子
花柳さつき
若頭 あつし
蓮志
みずき
ほか
▩
他
※
★芝居「忠臣蔵外伝 清水一角」
〇 映像で「忠臣蔵」のあらましを解説。とても、わかりやすい。なぜ、赤穂浪士が決起したのかのいきさつが手に取るようにわかります。
さらに、討ち入りの殺陣シーンをダイナミックに映像でつなぐやり方もみもの。
芝居を見せる工夫に力点を置く花柳劇団は素晴らしい。
<配役>
花柳竜乃‥薪割さま
香賀峰子‥お嬢様ちか
座長‥ 清水一角
花柳さつき‥女中のかえで
あつし‥ 小林平八郎
蓮志‥下男
ほか
▩ 一幕二場
作:河竹黙阿弥
清水一角宅の場
清水一学ともいい、吉良家の家来。
この人も吉良邸討ち入りの際に活躍した吉良家の剣客。
幼名・藤作。愛知県の百姓の生まれで子供の頃から剣術をたしなみ、吉良が目をかけ15歳のときに江戸へ呼びやがて取り立てる。
*省略*
一角は、吉良家の用心棒の中では小林平八郎と並ぶ遣い手で、白面の優男であったと伝えられる。
討ち入りの夜はわざと女の着物をかぶって浪士たちを欺き、複数の浪士相手に太刀を振るったとされる。浪士以上にその姿は潔く、華々しい奮戦振りが不毛に終わったことも長く語り継がれてきた。
薪割りとして、清水一角の屋敷に入り、清水一角の妹と恋仲となる薪割り屋。この男、実はただものではない。
当事、赤穂浪士が主君の仇を討ちに来るというおそれから、吉良家には縁家の上杉家から警護の侍が数多く遣わされていた。十二月十四日は朝から雪。
吉良上野介は明後日は上杉の邸に移ることになっていて、仇討ちはもうないという雰囲気になっている吉良方。
清水一角、妹とふたりになったその深夜、陣太鼓の音が聞こえてくる。
自らも妹から差し出された女物の小袖を敵の目を紛らわすべく纏って、一角は花道を応戦に駆け出していき、応戦し、自害するところで幕。
★ 一角が着ている胴着、いわゆる剣道の胴着。清水一角を二刀流の剣士として描く。
見ごたえある芝居をみせる花柳願竜座長。
■
*毎回、演出にひねりを加えて、見応えある芝居を魅せる花柳劇団に拍手を送ろう。
☆舞台口上 花柳願竜座長
*徹底して、芝居の源流をたずね研究を重ねてきた座長。
古い台本も目を通し、現地にも赴き舞台にかける。
今回の芝居の「清水一学」についても、この流れでは中々、見れない芝居だ。
・最近は移動にかける運送費がかなり高騰していると‥
・演目などのスケジュール(別掲)
・前売り券&グッズ販売
・芝居に傾注する観客は少なくなったと座長。
来月の劇団
☆舞踊ショー
・オープニングは江州音頭「念仏お仲」〜
・ラストショー 「風雪流れ旅」
【画像】
初心者にもわかりやすく、見やすく楽しめる工夫が満載、舞台道具も手作りにこだわる花柳劇団・紀州屋良五郎