紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 飛翔座 池田呉服座 2023/01/20

〇見てもろておおきに~まいどおなじみの観劇メモでおます

 

★ 

 

メンバー

座長  恋瀬川翔炎  

若座長  恋瀬川キャビア

恋瀬川海星

恋瀬川大吾

恋瀬川愛梨花

恋瀬川桜羽

 

 ゲスト

神山大和

 

【池田呉服座】

2 劇団丞弥

3 長谷川劇団

 

 

 顔見せミニショー

・恋瀬川海星〜「願・一条戻り橋」

・恋瀬川大吾

神山大和

・若座長 恋瀬川キャビア

・ラスト舞踊は翔炎座長

 芝居のように舞う座長。そして‥「命の華」


芝居「振り袖吉五郎」 

 

【配役】

吉五郎‥キャビア

目明かし鳴川の佐吉‥神山大和

目明かし鳴川の三次‥海星

目明かし大門の鬼吉‥大吾

老父・吉兵衛‥座長  恋瀬川翔炎

ほか

 

【あらすじ】

 

大門の親方ともう一人の役人がなにやら、言い争いを始めた。どちらが吉五郎を捉えるかのいざござだ。

 

そこへふらりと現れた吉五郎。呼び止めたのはもう一人の取り方・鳴川の佐吉だった。

 

息子は役人をしているがどうも仕事に力が入らない。

 

そこに、木鼠の吉五郎は父を訪ねてこの地にやってきた。どう見ても土地の人じゃない。

 

親方は話を聞き、親に会いに行くとの願いを聞いてやり、七日待ってやると約す。

 

それを見ていたもう一人の親方がそのやり方を責め代官に密告すると嚇す。

 

さあ、吉五郎が約束を果たすかどうかの勝負がかかっているぞ 

 

吉五郎は老父に会いに戻ってみると‥父は盲目となっていた。

 

父は久しぶりに帰ってきたが、倅の不始末を詰り責めたてるた、倅の身を案じ辛酸をなめつくした母も病が元で鬼籍に入った。

 

父は振り袖吉五郎じゃないかと切り出した。先ほど鳴川の佐吉の子分から聞いて知っていた。

 

倅のたっての願いで一日の親孝行を聞き入れるのであった‥

 

 哀感の隠った翔炎座長の老父が見どころだ。

 やはり、この話、老母のほうがきまるなぁ

 「振り袖」の因縁は?

 鬼平犯科帳にも木鼠吉五郎の話がある

 三門博の「唄入り観音経」は怪盗吉五郎は有名

 『吉五郎懺悔』という外題で演じる劇団は多い

 

 

 

 

☆ 口上挨拶  恋瀬川翔炎座長  キャビア若座長

・前売り券&グッズ販売

・プログラム紹介

 

  

歌と踊りの花かごショー  

ケヤキ神〜大吾、海星、キャビア神山大和

・歌 座長 /    恋瀬川翔炎座長といえばこの曲

    歌詞入りの幕まであり全員唱和

・翔炎座長とキャビア中心のショー+神山大和

 

【画像】

大衆演劇の古参、激情の怪演は至芸の極み・紀州屋良五郎