紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 森川劇団 華舞台 星天座 2023/03/02

○ まいどおおきに〜観劇メモでおます

老舗実力派劇団

 

劇団メンバー

座長  森川竜二

若座長  森川煌大

リーダー  森慶次郎

夢川なみ

夢川美空

夢川結月

夢川かのこ

竜大豆

竜小豆

 

大夫元 2代目梅澤秀峰

 

ゲスト   咲良綺蝶二

 

華舞台 星天座スケジュール

04 市川おもちゃ劇団

05 澤村慎太郎劇団

 

 

芝居「恋の石松・三五郎」

配役

・森川竜二  座長‥浪人 清水角之進

・森慶次郎‥角之進一家身内

・若座長  森川煌大‥森の石松

・咲良綺蝶二‥おいちの幼馴染み三五郎

夢川なみ‥お市

・夢川美空‥鳥追いお仙

ほか

 

 

▩あらすじ▩  

 

女にもてると三五郎と石松コンビの奏でる恋と反目と友情の痛快時代劇。

 

一匹狼追分三五郎は、石松の兄弟分だ。

お市を巡って浪人に言い掛かりをつけられ果たし合いになる。

 

 アドリブで引っ張る、引っ張る‥くすぐりの言い合い続く、竜二座長と咲良綺蝶二。

まぁ、私も最近疲れている、息抜きにこれを楽しむのも大衆演劇道楽やね。

 

最中に、果たし合いの加勢に駆けつけた石松。

角の進の刀を落とし覚悟を迫る。

 

落とす命があるのなら日の本に尽くせと言われ、

再起を誓う浪人。

 

一区切りついたところで、白黒つけようと石松が三五郎にせまる。そこへ駆け込むお市

 

三五郎とお市の仲が揺るがぬものと知った石松は二人の仲を認め堅気になれと誓わせる。

 

諦めきれない石松は二人を残し男修行の旅に出る。

 

こうして、時はながれる‥

 

いまだに諦めきれない浪人は親分になっていた。

子分にも愛想をつかれても堅気の亭主三五郎がいるお市にご執心だ。

 

俺のおんなにするという親分はなかなか諦める気配はない。子分にも次々に亭主三五郎にお市をよこせと迫らせるも決意は揺るがない。

 

意を決した三五郎は堅気を捨てるハラを決め、刃片手に浪人に立ち向かう。

 

そこに、再び現れた石松。そして、その石松を追う女お仙。果たし合いがはじまると知り、足早に式見橋へと向かう。

 

さて、さて、その結末は??  おあとは舞台で。

 

 

口上挨拶  座長  森川竜二

・さまざまなグッズ紹介など

・流暢な口上

 

 

 

 

 

舞踊ショー      

「美空・竜二、煌めく煌大の夢舞台」

 

・ラストショー

     sugar~フライングルパン

 

【画像】

伸びしろ大きな若座長、殺陣冴える森川煌大・紀州屋良五郎