☆まいどおおきに〜観劇メモでおます
第一部 芝居 狐がくれた赤ん坊
原題は映画
【配役】
馬‥神野勇人
女房おなか+虎‥雅舞子 凄まじいばかりの早変わりと役作り二役は神業と言いたい。
侍‥神野泰士
熊吉‥神野遙香
あらすじ
寅と馬は狐が出て人を化かすと言う街道筋に狐退治に。ところが馬は音がすると這々の体で逃げた。寅は腰を抜かすが、どこからか赤ん坊の鳴き声。狐が赤ん坊に化けたと地面に叩き付けて殺そうとするが、寅を探しに来た女房に止められ、自分の子供として育てることになった。10年後、子供は大きくなり博打遊びを覚えてた。そこに侍が現れて・・・。
芝居内容は省略
★追記
やはり、この芝居、子が長ずるに従い利発さといい、統率力といい殿の碁烙印に違いないとした方が侍のもとに戻る結論が話の造りとしては納得がいく。狐退治に来るような勇気ある者に育てて貰った方が侍の子として将来が映えると山中の噂に紛れて烙印の子を放置した。こうしたほうが、また芝居にもメリハリが効くというものだ。やり方によっては、もっと涙を誘い感動を呼ぶ話になるだろうに‥惜しい。
☆ 口上挨拶 神野勇人座長 18才
神野泰士元座長
(神野泰士元座長のことは総括・GMジェネラルマネージャと私はお呼びしたい)
スケジュールなど貼りだし
私、なかなか若い役が回ってこないと謙虚におっしゃる新座長に新鮮さと共感。
元座長は‥
劇団神楽は四国の道後温泉で旗揚げしてより18年、息子に今月22日に座長を譲り無役になります。私もまだ46才です。人生、半ばの余力のある時に若い座長を立て、劇団を全面的に支えたいと思っています。
大阪は今月限りとなり8月は清水のひかり座・初乗り、その後は栃木県・日光紅葉座で4カ月ロングラン公演をいたします。
来年8月に再び大阪・Mスタジオでの公演が決まっています。
若い18才座長、神野勇人を何卒、よろしくお願いします。と熱く語る泰志元座長。
☆ 第二部 舞踊ショー
神野勇人座長の女形よりスタート
いくつかの画像
★10年後の勇人座長と遙香さんの姿、成長を楽しみに描きながら見ている。
役者は化けるもの、いくつもの節目を竹の節を割るように急成長を遂げる。
そんな方々をたくさん見てきた。
とてもオリジナリティのあるお二人、きっと飛躍的に大成長されるに違いない。
荒波はこれから‥楽しみだ。
紅葉の日光へ追いかけて行きたいな~紀州屋良五郎