〇 まいどおおきに〜紀州屋の観劇メモでおます
〇 お盆興業は昼夜外題替え
☆第一部 芝居・悲喜劇｢養子はつらい｣
★ 配役 ★
津川鶫汀‥奥様
津川祀武憙‥お父さん
晃永樹里杏‥若奥様のたまこ
晃大洋‥料亭女将
晃丈夕葵‥養子の友次郎
晃栄美杜甫‥奉公人 芸妓
晃愛あられ‥奉公人
晃愛桃‥舞妓
津山斗輝矢‥大工
ほか
【あらすじと所感】
楽しいことが待っているので、今晩六時に橋のところで待っていると告げられた養子の友次郎。
話はここから始まる。
養子の友次郎は頭が上がらない。親父からは何かと仕打ちされる。そんな中、何かと気にかけてくれる奥様。
真面目一筋を見込まれお嬢さんの婿養子の玉の輿。
律儀な婿養子は道楽とは無縁、せめて、息抜きに芸者遊びでもしてこいと粋な計らい。勧めてくれるもの分かりのよさの義母。
気前良くポンと300万円を渡し、使いなさいと送り出す。
＊ 津川鶫汀座長の絶妙なマと巧みなアドリブ、新鮮な言葉の妙味、テンポのよさで、軽妙にすすむ喜劇は他の劇団の追随を許さない。更に、津川祀武憙座長との掛け合いも、みごと、絡みも上方漫才を超える笑いの渦。
大衆演劇で数多く喜劇も見てきたが今日の剣戟はる駒座の繰り広げる舞台は天下一品やな。
場面がかわり とある料亭の宴会の席
話の展開は‥芸者遊びのシーンが始まる、
現場にかけ込む妻に対して料亭女将が妻たる立場をコンコンと説いて聞かせる。
義母も登場、お父さんとも鉢合わせ‥大混乱の舞台が始まった‥さあこれからの大爆裂は舞台でのお楽しみ。
はる駒喜劇は今日も大爆笑。
流れるセリフの心地よさ
アット驚く大団円、どんでん返しの結末は
笑って、泣いて、泣いて、笑って‥
これぞザ・大衆演劇 はる駒版悲喜劇の醍醐味だ。
若き両座長が伝統引き継ぎ魅了する。
★ 口上挨拶 津川鶫汀座長
・きのう藤乃かなさんと嘉島典俊さんをゲストに迎えカタモノの芝居でやりまして、ちょっとテンション上がり過ぎて、声がかすれてます。お盆のあいだは、お盆興業ということで昼夜外題替えでやります。と
・イベントの紹介
・前売り券&グッズ販売
☆第二部 舞踊ショー
☆ラスト｢よさこい花吹雪｣
【画像】
多才な両座長と個性派メンバーで演じる悲喜劇も期待にどおり圧巻だ・紀州屋良五郎
