〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
〇1年ぶりの大阪の劇場公演、木川劇場は昨年に続いて2回目
☆洗練された舞踊レベルと目を見張る芝居!
☆休演日は16日
☆劇場西側に前売り券も買えるたこ焼き屋さん。10個¥200 日本で2番目に安い。日本最安値はユニバーサルスタジオ近くのたこ焼き屋さん。甘栄堂さんで¥100で15個。
☆ゲスト多数
☆劇団結禾 座長 千道 参加
🔹劇団スケジュール
11月
🔸劇場スケジュール
★メンバー
座長 市川富美雄
紀訥紀乃
實川加賀女
實川菜々美
實川結
市川千也
小川紗矢香
實川輝那
中海加津治
☆顔見せミニショー
・バラエティに富んだ組ショー相舞踊で魅了
・一幕
■キャスト
神崎与五郎‥實川輝那
馬喰親方牛五郎‥座長 市川富美雄
馬喰子方‥千道
茶店の娘‥實川加賀女
講談師神田伯山‥小川さやか
講談師神田伯山の弟子ろ山‥實川菜々美
母‥紀訥紀乃
子供‥實川結
ほか
<あらすじ>
講釈師、母と子、馬喰親方と子方が次々と茶店にあらわれる。講釈師が残していった扇の歌を茶店の娘から見せられ運命を感じ取る神崎与五郎。これがひとつの伏線になる。
次に現れた馬喰親方と神崎与五郎の掛け合いがこの芝居のハイライト部分。
馬にのる乗らないのいざこざから武士の土下座、詫び証文にまで発展。
*「半沢直樹」の土下座シーンがよみがえる。
後事の為に大事な体の神崎与五郎、すべてを堪え馬喰親方に従うも後に宿願果たす浪士であることを知った馬喰親方牛五郎、前非を深く後悔し菩提寺泉岳寺で追善の奉公に身を捧げるところで幕。
神田伯山の講談が参考になる
☆歌と踊りのバラエティショー
・大江戸ポルカからスタート
・テレサ・テンメドレーより
・歌舞伎仕立の舞踊ショーはこの劇団のハイライト
🔸市川富美雄 座長トーク
・
★今後の外題予定
7日(水) 大利根ちどり
8日(木) 館林情話
9日(金) 縁結び三五郎
10日(土) 天竜がらす
11日 未定 ¥2000
(ゲスト出演 森川竜馬座長と天龍地そらさん)
12日(月) 十六夜れんぼ
・この劇団は三代、100年にわたる老舗劇団ながらあまりにも謙虚な座長の人柄が滲む挨拶だった。
☆大衆演劇の原点を若い世代が継承している劇団だ。人材の条件もそろっている。大阪の劇場公演は非常に少ない。ぜひとも一人でも多くのかたに見て欲しい劇団である。
きっと近い将来、不動の人気を呼ぶ劇団になることを期待してやまない。
【画像】
とっても懐の深い劇団、次代を担う役者が鳳雛のように輝く・紀州屋良五郎
■戟党 市川富美雄一座の代表的な芝居演目■
(なにわプロモーションHPより)
木曾恋三度笠
股旅者の中乗新三が草鞋を脱いだ鉄五郎親分に頼まれて、切った男が
幼馴染。
事切れる前に言うには、女は自分の女房で鉄五郎こそ狙っていたと・・・。
後悔した新三は、幼馴染の女房が居る故郷を舞台に鉄五郎との決戦とな
る・・・。
紺屋高尾
紺屋職人の久蔵が高嶺の花の花魁・高尾に惚れて、焦がれて、置き屋に
上がり、共に過ごした夢一夜。
帰る間際に「次はいつ?」と尋ねられ、「実は・・・」と白状した久蔵。
終いには気持ち通じて、二人添い遂げるという泣き笑い人情劇。
つま恋道中
~国定忠治外伝~
友太郎は元国定忠治の子分で、その女房・おつまは元お茶屋の看板芸者。
忠治が仲をとりもって夫婦になり、今は堅気暮らし。
大恩ある忠治が赤城山に立て篭もる噂を聞いた友太郎は悩む。
その友太郎に嘘の愛想づかしをするおつま。
女心を背に負って、友太郎は赤城山へと向かう・・・。
魚河岸の花
義理の親・魚屋吉兵衛に売られようとするところを、義理の兄・吉三の機転
で救われ、親の住む浪花へ逃されたお民。
その後、魚屋吉兵衛殺しで追われる吉三は、美しく武家の娘となったお民と
再開するが・・・。
主君・浅野内匠頭の切腹後、神崎与五郎は討ち入り計画に従い秘密裏に
江戸へと向かう。道中、馬食らいの牛五郎から馬にも乗れない侍と馬鹿に
されるが我慢の与五郎。
後々、牛五郎は講談師の語る「忠臣蔵」に与五郎の勇姿を聞き後悔の涙を
流す。
『瞼の母』 『雪の渡り鳥』 『水掛時次郎』 『入墨丁半』 『一本刀土俵入り』 他多数
■■■ その他の演目 ■■■
長谷川伸股旅歌謡集
股旅とは作家・長谷川伸が世に送り出した言葉である。
師の作品は「瞼の母「「水掛時次郎」「一本刀土俵入り」など皆様におなじみ
の作品も多い。それは単なる切った張ったに留まらず、人情の気味を愛し、
義に生きる人間の生き様を描いた作品である。
その数々の名作・名場面を唄で綴り、殺陣もふんだんに取り入れた市川
富美雄劇団自信の十八番狂言。
浪花の名物男、落語家・桂春団治の物語を歌謡ドラマに作りあげました。
人情あり、笑いありの皆さんに喜んでいただけるアットホームな暖かい
物語です。子役の市川加賀女の当たり役、桂春団治の女房を勤めます。
「あなたが二十歳、私が十九の時だったわね、三味線のお稽古に、行きも
帰りもこの矢切の渡し場で・・・」、ロマンチックな恋物語を矢切の渡しの唄
にのせ、市川加賀女が芸者役に扮して、座長・市川富美
雄との絶妙のカラミでお送りする、喜劇タッチの歌謡ドラマ、劇団人気の作
品です。
コミカルソング
座長・市川富美雄がかわいらしい子供役に扮し、昔懐かしの唄、「夕焼け
とんび」「愛ちゃんはお嫁に」「お花ちゃん」などコミカルソング集を唄う、台詞
を交えての喜劇風の楽しい歌謡ショーです。
特にお年寄りのお客様には喜んでいただいております。
『舞踊ショー』 『藤娘』 『二人三番叟』 他多数