紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 映画『変な家』を見た

〇 家の間取りがミステリーという新しい着想の映画。不動産ミステリーという新しいジャンル。

 

〇 予告編

 

 

〇 概要

STORY

「雨男」の名で活動するオカルト専門の動画クリエイター・雨宮(間宮祥太朗)は、ある家の間取りについてマネージャーから相談される。雨宮がミステリー好きな設計士・栗原(佐藤二朗)に意見を聞いてみると、その家は至る所に奇妙な違和感があるという。そんなとき、ある死体遺棄事件が世間をにぎわせるが、その現場はあの家の近所だった。事件と家の関連を疑った雨宮が一連の疑惑を動画にして投稿すると、宮江柚希と名乗る人物(川栄李奈)から、その家に心当たりがあるという連絡を受ける。

キャスト

間宮祥太朗佐藤二朗川栄李奈長田成哉、DJ松永、瀧本美織根岸季衣高嶋政伸斉藤由貴石坂浩二

スタッフ

原作:雨穴
監督:石川淳一
脚本:丑尾健太郎
音楽:小島裕規“Yaffle”
主題歌:アイナ・ジ・エンド

上映時間
110分

〇 私が見たまま、感じるまま 〇

YouTube予告編によほど注目させる何かがあるのか、それともかつてあまりなかった不動産・設計を題材にしたミステリーに引かれるのか?いずれにしても吸い寄せられるように見た。

不動産ミステリーというのもネーミングとしておもしろい。

 

設計士役の佐藤二朗が得体の知れない物語の絵解き役だ。これがもう、ぴったりはまっていて、

思わず見入ってしまう。

 

なんで、こんな間取りになるのか、頭を悩ませ観客を考えさせる仕掛けがうまい。おおよそ、よからぬ事になりそうなことだけは推察されるが、あいまいな推理と精緻な設計図はあまりに非対照で、そこがこの作品のミソでもある。

 

残念だが、着想・ネーミングと比べてホラーの手法や要素があまりに通途で、かなり興ざめになった。タイトルと設計図にひっかかってしまったか