〇 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます。燃えたぎる座長の芝居魂。
〇 味のある深い芝居は嵐瞳劇 充実の演目が連日
昼夜演目替えも
☆華舞台 星天座スケジュール
03月 森川劇団
04月 市川おもちゃ劇団
05月 澤村慎太郎劇団
☆嵐瞳劇 スケジュール
03月 大江戸温泉箕面
04月 瓢簞山劇場
05月 紀の国ぶらくり劇場
★メンバー
座長 嵐山瞳太郎
葉山萌香
葉山桃羽
葉山花凜
葉山京香(太夫元)
▩
高野花子
ゲスト出演
▩
實川輝那(戟党市川富美雄劇団)
長縄龍郎(劇団龍の風 座長)
▩
☆芝居「雨の高瀬舟」
*座長の女形芝居
《配役》
嵐山瞳太郎座長‥殺し屋の女お仙(仙太郎)
葉山萌香‥代官の倅
高野花子‥あぶれ浪人1・いかいご苦労
實川輝那‥土地の親分・井桁の勝三
長縄龍郎‥あぶれ浪人2
葉山花凜‥お千代
葉山桃羽‥伊勢屋若旦那
ほか
《あらすじ》
殺し屋の女お仙は、浪人の殺しを土地の親分、井桁の勝三に頼まれる。
その浪人は町人を恐喝するなど悪い男と聞かされて引受けることになったのだが
ほんとうのところは女を代官の倅に差し出し十手を預かることを企んだためだったが運悪く浪人にそのことを知られゆすられる羽目になった。それ故の悪巧みだった。
実は、この殺し屋お仙は身なりは女だが実の名は仙太郎という男であった。
女と偽ったのは、夫婦約束をした幼馴染みのお千代を探しての旅の都合からヤクザとのいざこざを避け、欺くために女に化けていた。
いろいろあって、仙太郎は金持ちの若旦那のたっての頼みで悪い親分から女房になる女を救いに行くのだったが、見てハッと驚く、その女こそ仙太郎が探し求めていたあの、お千代であった。
生き別れになったお千代は行方知らずの仙太郎は死んだと聞かされ失意のどん底にあるとき、この若旦那に見初められ二世を誓っていた。
だが、お千代は、苦労が祟り、今では鳥目の病から目が見えない。
目の前に居るのがあれほど探していた仙太郎とは分からない。
子細を知った仙太郎は、渋々、お千代をあきらめ無念のなか助けだし、若旦那と沿わせてやるのが惚れた男のつとめと涙するのであった。
しかし、夜は白み、明け六つの鐘がなり、鳥目のお千代は目が見えるようになった。
ハッ!とおどろくお千代…
目の前にいるのは会いたい、会いたいと願っていた。あの死んだはずの仙太郎さんではないか。な、な、なんと。
仙太郎はそれを振り切り、井桁の勝三を切捨て
愛しい女を守り、涙のながらに女から身を引くのであった‥‥幕
………………………………………………
☆舞台口上 (嵐山瞳太郎座長)
・いつも芝居にかける熱い思いを語る座長。
・今日の芝居はとても好きな芝居なんです。
いろんな要素が詰まった芝居でした。
・座長自身の経歴を話す。
森川劇団〜たつみ演劇BOXを経て旗揚げ
・情報の発信力は座長のなかで群を抜くと私は思う。
・座長率先で前売り券&グッズ販売
☆歌と踊りのグランドショー
☆ ラストショー
・ラストショー「残響散歌」
【画像】
「明るく・品よく・元気がモットー」と芝居への思い滾らせる座長は好感度ピカいち・紀州屋良五郎