紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

■ 新型コロナウィルス対策で新しくわかったこと

〇 時が経つに従い新型コロナに対する対応策が見えてきました

 

 

 

1.ウィルスとの戦いは長期戦になる

2.くらしと働き方、仕事、娯楽、生き方まで変えていく

3.ウィルスは空虚感染のようにマイクロ飛沫感染し空間で滞留する危険がある。少し離れていても危険がある

三条件の重なるところは避けなければ危険

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4.高齢者は薬ができるまで在宅して自己防衛が基本とくに心疾患、糖尿病、等既往症の方は要注意

5.発生すれば調査があり家族、職場は観察対象になる

6.これからは、陽性でも軽症だと入院できず病室が空くまで自宅で隔離になるおそれがある。自宅に看護できる人がいないと深刻。感染対応の為、看取りも防護服、遺体の搬送にも制約がある。

7.治療薬もワクチンも開発・使用に速くても半年以上待たねばならない。

8.経済への影響は深刻でこれから訪れる大不況に備えなければならない

9.解決のめどはオリンピックの開催時期(1年延期される前提)か長引けば2年程度さき。

 

☆観客から見た劇場の見極めガイドライン

1.非接触体温計での開場時、入場者全員の体温チェック

2.入場者の氏名、連絡、住所の記入‥何かあれば連絡して貰える、検査が必要になれば対応可。更に友人を誘う場合にも細心の注意。

3.入退場時、トイレ使用時のアルコール消毒液配備又は自身で用意する

4.座席どおしの空間確保、前後左右に空間確保

又は離れて座る。満席の場合は自粛する。

5.空調機による換気、ドア開閉で充分な換気

できていないところは避ける。

6.前売り券販売中止、送り出しの禁止  接触自粛

できていない劇団は避ける。

7.劇場スタッフ、入場者のマスク着用の厳守

8.劇場内の接触個所(背もたれ、ドアノブ等)の定時で念入りな消毒

 

☆劇団としての対応策

・興行社を要にして自粛による損失保障請求の働きかけ→助成金等の申請適格検討

・長期戦に備えた営業存続の戦略を立案

・先を見据えた劇団の法人化

※日本社会はフリーランスにはかなり不利、法人であることがあらゆる面で個人事業より優位