紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

■ 劇団神楽の舞踊ショー「狐葛の葉」と上方落語の「信太の狐」

〇 昨日、11月16日  劇団神楽の《舞踊ショー  狐葛の葉》を感動的しなが見ていて思い起こしたこと。

 

歌舞伎、文楽演目 狐葛の葉を障子抜けの妙技と口筆逆さ文字という日本古来の伝統芸で演じる副座長・雅舞子と座長・神野泰志 

 

🟢《劇団神楽は今月、大阪初乗り 此花演劇館にて28日まで公演中》

 

舞子さんの目が憑依した狐のように白目になった瞬間

劇団神楽でないと見れない演目が次次とある。

今月の此花演劇館は必見。劇団神楽初乗り 大阪公演

 

以前に《田辺寄席》で見た桂文太さんの噺からふと思い起こしたことがあった。

〇 『親子茶屋』 桂文太 出囃子・ロバのパン

茶屋遊びが出てくる話。私の親戚が昔、住吉新地でお茶屋をしていて、小学2、3年のころ私は芸者さんに遊んで貰っていたのを思い起こす。この話に出てくる「きつね釣り」も聞いていた。

今、そんなイキな座敷遊びが出来るのは「島之内のたに川さん」ぐらいしか残っていないのは残念だ。

母は南地の芸者で大切にもっていたのが鶴田浩二と一緒に撮った写真だったのを記憶している。

 

「釣るよ 釣るよ 信田の森の 子狐どんを 釣ろよ…」お聞きになりたい方は上方寄席囃子全集に収められている。

https://tamagomaru2001.hatenablog.com/entry/2020/05/02/%E2%96%A9_%E8%91%9B%E3%81%AE%E8%91%89%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%81%AE%E9%87%8C_%E4%BF%A1%E5%A4%AA%E6%A3%AE%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE_%E8%91%9B%E3%81%AE%E8%91%89_%E2%91%A1