紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 劇団美川+紅劇団合同公演 大阪風竜座 2024.02.06

★ まいどおおきに〜観劇メモでおます

 

〇 メンバー

紅劇団

座長  紅秀吉

座長  紅友也

紅ちあき

紅ともみ

後見  見城たかし

同魂会会長  紅あきら

ほか

 

劇団美川

総座長  美川麗士

座長 美川慶二

若座長  美川龍士

美川乱牙

ほか

 

〇 ミニショー

 

〇 芝居  『山師一代天龍 くだれば』

 

あらすじ

檜山の入札のはなし

亀甲組の若親分は病んでいた

そこへ訪ねてきた徳田屋親分

 

美川麗士の声がいい  昔から一、声、二、顔、三、カネ、四、芸がもてる男の要素といわれてきた

 

まさに是の芝居はこのレジェンドの『声』の響きが決めた     役者はやっぱり声だと心底思う  

ど迫力と響きのある響き良い耳をくすぐるいい声だ

 

 

山の入札を辞退せよとの難題を断ったばかりに

額まで割られた若親分千太郎

いきり立つ子分まで庇う若親分

散々な仕打ちを繰り返す徳田屋親分

堪忍袋も切れれば切れよ‥

 

叩きつけられた今夜の檜山の入札で

決着をとの申し渡し

見せ場をつくるレジェンド美川麗士

 

子分の善七は30両を工面し、一足先に檜山へ

向かわすも、とてもじゃないがそのカネでは勝負にならないと自害を図ろうとしたその際に

助け船を出したのは姐さんだった

千両のカネを託して檜山へと若親分を送りだす

 

いよいよ勝負

みごと千両で落とした檜山

だが、話がここで終わったら大衆演劇にならない

 

お決まりの徳田屋一家の逆襲だ

見せ場は続く‥‥決着ついて

 

『持った長ドス筏にかえて、天龍川を下るとすか』

セリフ決まって幕

 

レジェンド美川麗士・座長、大熱演   見応え充分の芝居

 

★ それにしても、腑に落ちないのは先代親分の姐さんが千両という大金をどこでどうしてつくっていたのか

あまりにも、出来すぎた話じゃないか  元々カネのある一家なら徳田屋一家に足下をすくわれることもないものを‥‥謎だ?

 

 

〇 口上挨拶   座長・紅友也

前売り券&グッズ販売とゲストスケジュール

 

☆ 舞踊ショー(画像)

★ 特別舞踊『お梶藤十郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ 久しぶりの紅劇団、劇団美川、やはり芝居が光り輝く・紀州屋良五郎