紀州屋良五郎の大衆演劇・上方芸能 通信

大衆演劇については全国の劇場や公演場所に出かけ、その地での公演の所感・演出効果・劇団の印象を綴ります。さらに大道芸や上方落語、講談、音頭、漫才、見世物、大道芸、放浪芸、映画評についても思いつくままに書き留めてまいります。 末永くのおつきあいをよろしくお願いいたします。

▩ 第862回 田辺寄席 桃ヶ池市民センター2019/12/21 昼席

見てもろておおきに〜まいどおなじみの寄席のメモでおます

 

☆   桂塩鯛一門会】

 

 

恒例の地域落語会も不定期に通っています。

 

上方の落語家は一度はここの舞台を踏んでいる。衰退期も支え続けて、今日がある。草の根のファンの力である。

 

会員になると1200円とは安いやおまへんか。

 

本日の出し物

※田辺寄席ニュース「寄合酒」を参照

 

開口0          桂文太 

今年の漢字について

・演者の出囃子紹介

・桂小鯛【石段】

桂鯛蔵【かわいい魚屋さん】

桂文太【さわぎ】

桂米紫【猫じゃ猫じゃ】

桂塩鯛【鯛や鯛たい】

 

「ふぐ鍋」         桂小鯛(塩鯛門下)  

・ふぐを鉄砲といったところからてっちりと関西では言う

・ふぐ=たまにあたる=鉄砲

 

 

 

風呂屋番」    桂鯛蔵(塩鯛一門)

・十かいの人という言い回し

・二階に厄介(八階)になっているから十かいの人

 

 

「無妙沢」  桂文太(五代目桂文枝門下)

・枕は中高年の登山ブーム

・上方で郭のはなしがぴったりくる桂文太さん

・芝居の雰囲気がぴったりのオチがたまらない

・何度聞いても深い味わいに浸る

 

 

 

(仲入り)

厩火事    桂米紫(塩鯛門下)

・落語も演者さんの人柄がにじみ出るものだなと思う

 

 

「胴乱の幸助」  桂塩鯛(塩鯛一門)

・空気を変える噺家さん

・演者が違うと同じネタでも随分かわる

 

 

上方落語の学校が田辺寄席・紀州屋良五郎